人生49カ国目はモロッコ。初めてのアフリカ大陸上陸。
こうして仕事で与えられた機会がなければ頭に浮かぶこともなかったモロッコ。色々と事前に調べて実際に足を運んで数日を過ごし、今は随分と身近な国として感じられるようになりました。
アラビア語の国名にあるマグリブとは、日の没する地、西方を意味するのだとか。日出ずるところの国の逆で、なんとも素敵。

これから欧州を起点に、初めての国への訪問機会も巡ってきそうなことが今から楽しみです。歳の数だけ・・という意味では、今回で実年齢に追いつきました。
■ 海外100カ国訪問プロジェクト・・49カ国目。海外滞在は累計で約9年ほど。
20代・・香港、マカオ、韓国、ニュージーランド、米国、オーストリア、ボスニア、クロアチア、インドネシア、ヨルダン、イラク、ドイツ(丸2年デュッセルドルフに駐在)、オランダ、ベルギー、ルクセンブルク、フランス、スペイン、ジブラルタル、スイス、フィンランド、英国、チェコ、ハンガリー、イタリア、バチカン、ギリシャ。
30代・・ベトナム(10ヶ月の長期滞在)、タイ、ラオス、カンボジア、中国、メキシコ、ロシア、台湾、カナダ、フィリピン、グアム、マレーシア、シンガポール、トルコ、オーストラリア、UAE。(2014年4月から米国テキサス州ヒューストンに丸5年の駐在)
40代・・スリナム、バハマ、ノルウェー、パナマ、ホンジュラス、インド、モロッコ(←今回追加)
*初上陸順。1996年の返還前に訪問した香港とマカオを、中国とは別で数えています。英領のジブルラルタルと米領のグアムも国ではないですが地域として数えています。
新たな目標として、ANAで25万マイルを貯めることを目標に。
期間は3年間ぐらいと置いてみます。なぜ25万マイルか・・というと、家族4人でロンドンから日本往復するのに必要なマイル数がそれぐらいだから。

ただ、燃油使用料は現金払いが必要でして、それだけで30万円!かかります。つ、辛い。。
ANAマイルはこの夏の家族出迎えの弾丸帰国予約に一旦つぎ込んだので一時ゼロとなったのですが、4月の赴任時フライトと、出国前のクレジットカード濫用で、早々に5万マイルが貯まっていたので、残りは20万マイル。
この夏の家族赴任時マイルもファミリーマイルの仕組みで回収して5万マイル近くを集められるでしょうから、そこから残り15万マイルを集める戦いとなりそうです。
ロンドンからデュッセルドルフに飛んでも片道200マイルぐらいしか稼げませんので、欧州域内で稼ぐのは難しく、中長距離の機会を待つか、やはり地道にコツコツと毎月のANAカード利用を積み上げるか・・です。
でも目標があるから楽しみにもつながります。そういえば米国でも、2年半かけてユナイテッドのマイルを33万マイル貯めて一時帰国に充てました。(→33万マイルで来年の妻子帰省便を予約)
ユナイテッドにもマイルは幾分残っておりますが、こちらは消えないので、いずれの札幌帰省に使おうと今は残しています。
■ ANAマイル 5万マイル
■ Unitedマイル 15万マイル
前回訪れたのは2016年ですから、かれこれ8年ほどが経過しています、久しぶりのデュッセルドルフ。20代後半に2年暮らした思い出の地です。(前回訪問は・・12年ぶりのデュッセル)
ロンドンからはフライトでわずか1時間ですし、これからは時々デュッセルドルフにも来る機会がつくれそうです。

会食前に、懐かしのインマーマン通りをぶら歩きしまして、串亭のエリアマネージャーに挨拶。昔の我が家にも巡礼。
当時は自分がそこで暮らしていたからこそ気が付きませんでしたが、欧州の他の都市に暮らす立場から眺めてみると・・

美味いラーメンがあり、

日本食もそれなりにリーズナブルで、

日本食材やあんぱんまで買えちゃうという夢の街。
欧州の駐在地としてはかなり入門編というか、ハードシップ自体は相当低かったのではと、今なら感じます。自分の中で比較できる体験材料が増えたから言えるのですが。
ロンドンは英語が使えるので、その点とても便利ですが、通勤事情があまりよろしくないのは難点。(日本よりも大変)
デュッセル暮らしは職住近接、空港も近くて羨ましい!
なにごとも隣の芝生ですね。
海外生活がスタートすると共にスイッチが入ってくるのが、陸マイラー時々空・・の懐かしの趣味です。
前回の米国在住時はヒューストン拠点でほぼ米国内での仕事だったので、ひたすらにユナイテッドの奴隷と化して、グループ5からの成り上がり物語でした。
今回の英国駐在、ロンドンをベースに動く先も多岐に渡りそうなので、舵取りならぬ、操縦桿をどう握るべきか、暫し状況把握が必要かな・・と渡航前は考えておりました。
そんな中、最初の3週間ほどでドイツとチェコに1回ずつ訪問する機会があり、おおよその最初のアイディアが湧いてきました。
ドイツには、ユーロウィングスというルフトハンザ傘下の格安航空会社で飛んでいて、ここでANAのスーパーフライヤーズ(SFC)がしっかり効果を発揮することを確認。SFCゴールドカード提示で上級ラウンジをそのまま使うことが出来ました。

ビジネスラウンジの奥にあるSenator Loungeという上級会員スペースまでのパスをあっさり貰えました。凄い。

これにて早朝フライト時の朝食と仕事場所を確保!
こうなるとスターアライアンス系航空会社利用時はひたすらANAに提携マイルを貯めながら、各社のラウンジを使わせて貰うことで良い、というのが当座の結論です。新たな修行は不要。
いやぁ、あの時、SFC修行を決断して本当によかった。。(→ANAスーパーフライヤーズ会員に)
次は、ワンワールドなブリティッシュエアウェイズ利用時をどう攻略するか問題です。ご縁がなくてJALのJGC修行は過去に出来なかったので、皆さんがお持ちのJGC資格が無いんですよね。。
ワンワールドへの対応方針を決めるために、これから情報収集を開始です。乗らない、という選択肢は今回難しそうなので。
今回の渡航、ありがたくビジネスクラスを利用させて頂きました。つい2ヶ月前の出張は経費削減の折、エコノミープラスでした。

ここのところ率先してエコノミープラス(か、エコノミー)で飛んでおりましたので、まざまざと違いを体感。とにかく足が楽、ほぼ平行に伸ばせるので足が全く鬱血しません。

北極上空を通過する13時間超えのフライトですからね。。
それにしても、今回のロンドン行きの機材は半分ほどがビジネスクラスの座席設定になっていた気がします。ビジネスクラスだらけ。


せっかくの機会、ビジネスクラスのお酒リストは熟読の上で今回の機中では泡白赤を1杯ずつ。渡航前、連日の酒席だったので流石に肝臓を労ってみました。さもなければ、全種類飲んでしまう。。

メインの後の食事はスキップして代わりにカツ丼とコーンスープ。このカツ丼、肉じゃなくてオカラなのだとか。かなりなリアルな豚肉感あり。植物性タンパク質肉のポテンシャル、恐るべし。
これまでのエコノミープラスでの海外出張時は寝ないことを基本としていたのですが、連日の渡航前の諸々の疲れもあったのか、道中の半分ぐらいは寝ることが出来ましたし、映画3本を鑑賞する充実の時間となりました。
この夏の一時帰国含め、自費ではエコノミーの一択ですが(アップグレードはトライしてみます)、、ビジネスも悪くないな、、と当たり前のことを思った久しぶりのフライトでした。
よく食べ、よく飲み、よく踊る、中年男子のライフログ〜人生の達人を目指して生きてます。2024年〜ロンドン在。