「利き酒」というセールスアピールに弱いのが利き酒師。
たとえそれが日本酒以外だとしても。

(本日は庶民的な中華料理屋)

(紹興酒・・・正直、イメージはイマイチ。。)
ビール以外に中華にあう食中酒はやはり中国酒でしょうか。(日本酒もいけそう)中国酒は経験も少なく、あまり研究できていないので、その実力は未知数。
本日飲み比べた紹興酒5種の中では好みの味は残念ながらナシ。
過去にはまろやかな甕出し紹興酒や、香りの良い老酒などにもあたったけど。年数を経た少し高めのものだったりすると美味しいものもあるかしら。いずれ中華料理と共に研究してみたい中国酒です。
2014年も日本酒研究(主にフィールドワーク)は継続中。
たまには座学も交えながら。
- 日本酒の教科書/新星出版社

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■ 14冊 (2014年)
2014年も楽しくて美味しいお酒を追求します。勿論、利き酒師ホルダーとしては日本酒に格別の思いを込めて。

(越後湯沢駅の日本酒への張り方が凄い)
単純に美酒との出会いを求めるのではなく、いかに日本酒の魅力を広めるか。純米酒と吟醸酒の違いやそれぞれの魅力、時には本醸造だっていい。
キリリと冷やした純米大吟醸、常温の純米酒、熱燗にした本醸造の味わいの違い。機会によって、合わせる肴によって、楽しみ方は幾通りもあるわけで。
そんな日本酒の魅力が若手にも正しく伝わっていないのはやはり年長者の責任。自らを深く省みるわけです。
合宿の飲み会用にあらかじめ新橋のドンキで酒やつまみを購入し宿へ直送。さすが最近の若手幹事は手配にそつがない。
しかし、なぜに、米どころ酒どころを訪問しておいて地元の酒が飲めないのか!(それって国内旅行して、その土地の食材を楽しまないのと同義)

(確かに学生時代はこんな安酒達と仲良しでしたが)
「え、ちゃんと日本酒も買いましたよ、ほら。」・・・秋田の聞いたこともない醸造用アルコール入り大吟醸の四合瓶が一本。
案の定直ぐに飲み干し、やけになって残る鏡月やテキーラをチャンポン。日本酒伝道師の道険し。
家での食事は平日に1回ぐらい、あとは週末。いきおい平日の夜は休肝日設定なのですが、意外と仕入れも必要。

(信濃屋でデイリー白ワイン5本買い、これで7千円)
日本酒をコンスタントに買い始めてしまうと2千円以上のワインに
だんだんと手が伸びなくなってきます。
まして3千円とか、それなら純米酒の一升瓶が買えちゃうよ・・ってなもんで。でも、1500円以下ならば、日本酒でもワインでも好きずきでいいかなぁと。(普段使いのお酒としてはちょっと贅沢ながら)
家計に与える酒代のインパクトは真剣に確認したことはありませんが、、まずは外食を減らす方がきっと財布に優しいはず。(ついでに肝臓にも)
お酒は1日4合ぐらいでいきたいもの。
泥酔禁止ルール、なかなか守れず。
趣味の利き酒師としては何をすべきか。ただただ飲んでいるだけでは芸が無いと思います。
やはり、なにがしかの思いや志ももって活動すべきではないか。
ちょっとマイルール、考えてみました。
■ 日本酒は純米酒を基本とする(含む純米吟醸、純米大吟醸)
■ 冷や一辺倒ではなく、常温、燗など温度と味の変化も楽しむ
■ 日本酒の魅力を周囲に発信する
■ 日本酒に思いをもっているお店では日本酒を確実にオーダー
■ 産地や酒米、作り手の思いなどにも興味をもつ
とりあえずこのぐらいからか。

(妻が認定証書を額に入れてくれました、いい感じ)
あ、あと一つ。
■ 泥酔しない
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- 純米酒を極める (知恵の森文庫)/光文社

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- 極上の酒を生む土と人 大地を醸す (講談社プラスアルファ文庫)/講談社

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■ 119冊 (2013年)
利き酒師合格をきっかけに近所の高名な日本酒専門居酒屋再訪。

■ 穂のか
武蔵小山に越してきた当初は何度かかよったのですが、だんだんと疎遠に。なにしろ予約が取れないのと、やや吟醸酒中心の構成がいまひとつ響かなかった。
その後、利き酒師勉強と称し、色々な性格の日本酒に触れる中ですっかり何でも来いに。正確には、料理との併せ方も考えれば様々なシーンで応用可能と思うように。

(お勧め3種セットが、回転寿司の3貫盛りな感じでお得です)

(穂のか自慢の様々な焼き味噌がホント日本酒にあいます)
日本酒の名前、蔵の名前、産地、酒米、精米歩合、酵母、、、そして肝心の味や性格。このあたりが頭の中でリンクしてくれば良いのですが、まだまだインプット段階。
今までちょっと敷居が高く感じたのは、こちらに十分な基礎知識が足りなくて日本酒専門居酒屋!と銘打つだけの圧倒的なインプットが負担になったのかも。

ただ美味しいから飲む、ということで勿論良いとは思いますけど、、なんともオタク心を刺激してくれます。
よく飲み、よく食べ、よく読む、中年男子のライフログ〜人生の達人を目指してます。2024年4月〜ロンドン在住。