年末に向けて、何かと飲む機会が増えてくるのは世界共通?
少なくとも日本人同士で「年末ですから・・」みたいな懇親機会が増えるのはロンドンも同じです。美味しくビールやワインを頂いて、帰宅時にさて・・と困るのがトイレ。膀胱タンクキャパの問題か、はたまた加齢と共にセンサーが劣化しているのか。
慎重にお店でトイレに行っておいたにも関わらず、外の冷気を浴びると俄にもよおすことも。ここで困るのが公共トイレが駅に殆ど設定されていないロンドン事情です。管理や安全確保の観点で色々と懸念はあるのかもしれませんが、どうにかして欲しい。。

先日スペインに出張した際、バルセロナの中央駅に有料トイレがありました。清掃されたトイレが使えるのであれば、1ユーロなど喜んで払います。なんとか、ロンドン市内のあちこちに、有料で良いからトイレを設置してくれないものか。。
結果、困った時に駆け込むのはパブのトイレということに(ここも激混みで間に合うかは微妙ですが・・)。そして、勝手に使用してはまずいよね・・とお礼の一杯を飲むと、再びトイレが近くなり、さらに帰宅が遅れる問題が発生したりも。
まずは年内、漏らしませんように。。
家に向かう帰路で見つけた黒い物体。
一瞬、ギョッとして足を止めましたが、良く良く見ればハロウィンのディスプレイ的な蜘蛛。こうしたものに本能的に足を止めるように人の遺伝子には書き込みがされていることを感じます。

(ちょっと怖い)
旅団(蜘蛛)か・・とクラピカ気分でつぶやいてみる。
英国暮らし初年度の感想としては、ハロウィンの英国での浸透度、人気度は米国とは程遠い気がしました。もともとは古代ケルト人の収穫感謝祭が起源というのを過去に調べた気がします。
米国では毎年仮装して近所を娘達と巡ってトリックオアトリートをやっていた頃を懐かしく思い返します。日本に帰った後はコロナもあり、ハロウィンを家族で楽しむのはそこで終了した気が。
長女は仮装で登校する日が1日あり、恥ずかしそうにパイレーツ姿で出かけて行きました。思春期あるある。
先日の文化祭の学年劇で沙悟浄役を演じた次女はコスプレへの抵抗感はなさそうで、大事に当日の衣装を保存しております。(その皿、次はいつ使うんだ・・)
すっかり冬を感じるロンドンの夜。ガイフォークスの花火が打ち上がるのを見ながら帰宅時、植え込みの上に乗せられた蜘蛛を見て二度びっくり。(誰も取りに戻って来ないから・・捨ててよ)
ロンドン市内の中心部から一番近い空港、ロンドン・シティ空港(LCY)利用時には注意です。
この空港からはアムステルダムやパリ行きなどの小型のシャトル便が運行しております。なんとなくシャトル便は定刻通りのフライトではなくなる恐れがあるものの、オフィスからの距離が近いため午前に戻って午後はオフィスで仕事したい時などに選択。
しかし初めての利用時にはしっかりと罠に嵌りました。DLR、ドッグランズレイルウェイで空港のある駅に到着したところ、あれ?降車時の改札がないよね・・と歩いていくうちに、直結する空港内に搭乗券で入ってしまいました。
そして、翌日、区間内の最大運賃がクレジットカードから引き下ろされておりました。。なんでやねん。。
2回目の利用時にあちこち探してみると、見つけた・・

なぜ、こんなにひっそりと改札のタッチポイントが。
どう考えても、旅慣れない乗降客からしれっと超過乗車料金を巻き上げるためのレイアウトとしか思えない設計。せこっ!
そういえばスタンステッド空港に向かう際に乗るスタンステッドエクスプレスはタッチ決済のクレジットカードやオイスターカードが使えないので(ルートンも同様の様子)、旅行時には注意です。家族全員でキセル扱いとなったら目も当てられません。
また来月に久しぶりにLCY発の機会があるので、駅に到着後はクレジットカードのタッチを忘れないようにしないと。。という備忘録でした。
だんだんと陽が落ちるのが早くなり、冬の足音が耳元で聞こえてきたロンドンです。朝も晩も真っ暗になる日々が目の前に。
そんなロンドンですが、市内パブの外で飲む人たちの群れはいまだ健在です。流石に真冬になったら屋内に引っ込むのではないかと思いますが、まだまだ元気に外で粘っております。
早ければ17時ぐらいから(人によっては昼からでも1杯)、パブの外でビールジョッキを片手に楽しくおしゃべりして、立ち続け飲み続け・・の皆さんを眺めながら、立ち飲みは実はあまり得意ではない自分はいつも感心。出来れば座りたい派です。
まだ渡英初年度ですので、これから徐々にパブ文化を楽しむ中で自分も外の立ち飲みを志向するようになっていくのかどうか。食わず嫌いはせず、まずは同僚を気軽に誘って、ちょっと一杯、から挑戦してみたいと思います。

そういえば、先日訪れたドイツでも中庭のテラス席で飲む人多数。単に外で飲むのが好きな人が欧州には多いのかな。
妻娘達が到着前に手配していた一つが、子供用オイスターカードの準備。正式名称は、Zip Oyster photocardです。

ロンドン市交通局のサイトから簡単に申し込めます。(→アカウントの作成が必須です)これにて13歳の長女は、割り引かれた子供料金で、10歳の次女はなんと無料で、地下鉄などに乗れます。そしてどちらもバスは無料に。家族でのロンドン市内移動には、子供用オイスターカードは必須です。
大人料金がえらく高く感じるロンドンの公共交通機関ですが、子供料金は意外にも良心的な設定ですね。
ちなみに日々の私の通勤には6〜から9.5ポンド(おそらくエリアの1日上限金額)程度の交通費がかかっています。約2千円弱ですから感覚的には通勤費が2倍となった気持ちです。
二階建てバスからの眺めが良いので、市内観光に最適なルートを確認してみて、ただただバスに揺られてみる休日の動きも、今後研究してみたいと思います。
地下鉄構内のミュージカル広告も色々あって、眺めるだけで楽しくなってきます。なかなか心と財布に余裕がなくて観劇活動にも動けておりませんが、通勤するだけで刺激を受けるのもロンドンならではかも。(ウェストエンドを毎日通過して通勤とは)
よく飲み、よく食べ、よく読む、中年男子のライフログ〜人生の達人を目指してます。2024年4月〜ロンドン在住。