「一流ビジネスマン研究」カテゴリーアーカイブ

偉大な経営者も干されていた〜小林一三

積読本の中で後回しにされがちなのが厚みのある一冊。

大好きな経営学者の楠木先生お勧めに従って購入したと思われる経営者評伝のうちの一冊。

阪急グループの創始者、近代日本を代表する経営者として名高い小林一三翁の刺激的な人生を追いかけるつもりで読み出してまず度肝を抜かされたのが、破天荒ともいえる遊びぶりと、初めての勤め先である三井銀行にて徹底的に干された日々。

ご本人曰く「堪へがたき憂鬱の時代」と整理されている銀行員時代ですが、これが数年どころか、明治26年の入行から、明治40年に退職するまで実に14年近くも続いている訳ですから驚き。

すったもんだの大恋愛の末に結婚された舞妓の奥様と子宝に恵まれての家庭生活の一方で、直接上司に徹底的に睨まれての左遷の日々。明治の世も今の世も、色々あるなぁ、、と。

そんな鬱々としていた小林一三翁も鉄道ベンチャーで大いに当てられ、その後の宝塚歌劇団、阪急百貨店、東宝、第一ホテルに阪急ブレーブス・・と大活躍が続く訳ですから、まさに大逆転。

一緒に暮らした家族も、その取り巻く人生の変化を大いに楽しまれたのでしょうか。江戸から明治に辿り着くまでの日本もとても面白いですが、それ以降の近現代も面白い。

リーダーは大事〜東芝崩壊とNetflixの創業物語

2月に対照的な2冊の企業本を読んで色々感じるものがありました。どちらも楠木先生の書評本から気になって購入したもの。

創業140年の名門企業である東芝。
1997年創業のスタートアップであるNetflix。

読書メーターに残した読後の感想はそれぞれ以下。

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■ テヘランからきた男 西田厚聰と東芝崩壊

名門企業東芝の異色のスター経営者として一時は名声を欲しいままにしていたものの、その後は同社の失墜〜経営破綻に至った主犯としてその評価も地に落ちた西田元社長を描いた作品。人と組織が暴走していく様は大変恐ろしく、権力争いに派閥抗争、嫉妬に恨みつらみと島耕作以上に何でもあり。チャレンジを強いられた従業員の皆様の気持ちを想像すると胸が痛い。なぜ、輝き続けられなかったのか。

■ Netflix コンテンツ帝国の野望

Netflixの1997年の創業から2012年頃までの成長を描いた話。米国では圧倒的な大企業であったレンタル大手のブロックバスターをついには廃業に追い込む物語にドキドキ。脱サラしたプロを集めたスタートアップは、さすが起業家精神に溢れる風土ならではです。オリジナルコンテンツを揃え世界市場に進出していく2012年以降を描いた続編が出れば是非読みたい。

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両社のサイズは大違いですが、カリスマ的なリーダーが経営の舵を握ったところは一緒、そして結果は対照的なものに。舞台も日本と米国、関係ないようでいて東芝崩壊のきっかけは米国企業WHの買収という経営判断から・・とリンクしてきます。

共通するのは、やはり内にも外にもヒトがいて、様々な思いや感情がぶつかり合う中で成功も失敗も結果として生み出されてくるのだな・・という当たり前の事実。そこは時代や舞台が異なっても同じ。

リーダーは大事・・と言うのは簡単ながら、求められるものがその時の事業環境や目指すものにより違い、考えさせられます。

そんな我が家のテレビはTOSHIBA、NetflixではなくAmazonPrimeとDisney+に加入しています、皮肉にも。。
→新生活セットアップ〜テレビはどれを

嫌いな働き方は最小化する

嫌いな働き方は最小化するというフレーズが気になって書き出してみたものの、仕事の具体的なことはブログに書かないと決めていたことを思い出して手が止まりました。

なので、具体的な話ではなく、抽象的な切り口から。

■ やめることを決める、任せることを決める

2019年5月から担当している現在の仕事ももうすぐ3年目。色々と新しいことに挑戦する勢いを維持するために、やめることを決める、任せることを決める、ということをこれまで以上に意識。

■ やると自分で決めたことは、とにかく継続する

自分自身でやると決めたことが幾つかあるのですが、これらはとにかく継続して無意識レベルで習慣化したいと思います。そのためにも働くリズムと生活リズムは乱さないように。

結局、何が書きたかったかというと、朝8時とか、朝7時とかの朝のテレビ会議のためにいつもより早起きして出社することは、当面しないと決めました。(リズムが乱れる・・)

家からテレビ会議に出て、その後ゆるりと出社することを自分に許します。(朝早めの会議を入れる時はその後の通勤時間もセットでスケジュール確保します)

人生のヒントが沢山詰まった良書。勿論、仕事に効くヒントも多数。その中で自分が良いなぁ・・・と思った応用技は、朝の通勤は朝散歩の機会とポジティブに捉え、セロトニンをダラダラ出しながら仕事を始めること。

あとは自分の処理能力は、ほぼほぼ睡眠次第だとも最近心得てきたので、仕事の先の予定を見ながら睡眠の量と質を自主調整。

限られた能力なんで、嫌いな働き方は最小化していきます。

ビジネス情報源2021

2021年明け、現在のビジネス情報源を定点観測。これも定期的にレビューが必須な項目ですね、ビジネスパーソンとしては。

核となる情報ソースは、社会人歴=購買履歴の定番のこちら。

◉ 日本経済新聞(電子版)
◉ 日経ビジネス(電子版)

ここに昨年から加えたのが、

◉ NewsPicks

NewsPicksは単純にビジネス記事のキュレーションサイトというよりも、ライブな電子ビジネス書籍感覚で閲覧しています。対談の動画とか面白いですし。

この3つの定期購読で合計87,000円。さすがにこれぐらいはビジネスパーソンの必要経費とみなしています。あとはお金がかからないところでテレビの情報番組。

◉ ガイアの夜明け
◉ 未来世紀ジパング
◉ カンブリア宮殿
◉ 情熱大陸
◉ プロフェッショナル仕事の流儀
◉ 銘酒誕生物語
◉ 食彩の王国

少し欲張り気味なので録画の山が出来ており、時には数ヶ月遅れで視聴しているのが実態です。もう少し巻きを入れたいところ。最後の二つは単なる趣味かも。(長らく会食機会もないですね)

これらのビジネス情報源からのインプットで、ある程度世の中の動きをカバー出来ているか?を測る目安の一つとして、日経TESTなるものも昨年11月に初受験。(→初めての日経TEST結果

業界の垣根が霧散し、AI x データで異業種だった世界がどんどん繋がる現代だからこそ、一定レベルの複数業界知見や基礎リテラシーを持たないと自身のバリューもでないであろう・・という想定です。(基本的なビジネス常識をもった上で自身を差別化)

気をつけるべきは「情報量と思考量はある時点を境に反比例する」という警句であり、うわべを知ることで満足せず、そこから自分の頭で考える習慣をきちんとつける、抽象的な思考を厭わない、というような指摘はその通りだな、、と。(NewsPicksの平井孝志教授の記事から)

最近の自分にやや不足していると感じるのは、持論を他人にぶつけてみる他流試合の機会でしょうか。答えのない問題にこそ、取り組んでいきたいと思います。(どうせ正解も無いですし)

初めての日経TEST結果(2020年11月受験)

先月受けた初めての日経TESTの結果が返ってきました。

■ 経済知力スコア 674
■ 経済知力偏差値 63
■ パーセンタイルランク 90
■ 同一属性内偏差値 65

さて、この結果をどう読みとけば良いのでしょうか。

最初の経済知力スコアというのは700〜を最上位に置くと二番手グループという判定、上があるならもう少し伸ばしたいところ。

経済知力偏差値とは、平均が50となるように調整されている、まさに偏差値。

パーセンタイルランクは自分よりスコアの低い人が受験者全体の何%いるかということなので、86,000人の受験者のうち、77,000人ぐらいより良かった、上に9,000人ぐらいいる、という感じのようです。

出題ジャンル的には経営環境やマーケティング・販売が弱かったと判定されているので少し意識してみましょうか。

日経新聞電子版と日経ビジネスを購読している身ですので、定期診断として半年一回ぐらいの頻度であれば「大人の社会」試験と位置付けての受験は面白いかも、です。

この経済知力スコアが良くなることがイコール一流ビジネスマンとなることには直結しないとは思いますが(TOEICと同じく)、広い知識を携え初歩的な脳内運用が出来ることを基礎能力として備えることは悪いことではないので、とりあえず次回試験での700超えから狙ってみます。