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アメリカ何州いけるかな〜15州目

アメリカ50州のうち、5年程度の駐在期間中にどれだけ回れるかな、仕事での出張が中心になるから目標は半分の25州ぐらいかな・・としたのが昨年7月末。それから半年近く新規開拓出来ませんでしたので、久しぶりの記録更新。(→アメリカ何州いけるかな?

15州目は・・・ジョージア州!

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(州都であるアトランタに着陸)

アトランタといえば1996年の夏季オリンピックがまず頭に浮かびます。広域都市圏の人口は約6百万人、コカ・コーラやデルタ空港、CNNなどの大企業が本社を置いており、米国南部の商業・経済の中心地といえそうです。

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それにしても、このハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港(ATL)は巨大且つちょっと不思議な作り。大手のデルタ航空と、格安のエアトラン航空がハブ空港として利用しており、発着数及び利用者数で世界で一番忙しい空港とのこと。確かに保安検査場通過に1時間近くかかってグッタリしました。

ジョージア。

まさか多くの日本人にとって、ジョージアといえば缶コーヒーのブランド(日本コカ・コーラーが御本社の所在地にちなんだからなんですね、41歳にして知りました)とは、ジョージアの住民も知らないでしょう。

さらに自分の世代は、あぁ男の安らぎ・・から飯島直子に自動的に脳内映像が切り替わります。

作家の収支

タイトルに魅せられ手が伸びた新書・・作家の収支。

そこにはまさに驚くような世界が広がっていました。

まず、著者の森博嗣さん・・・聞いたことはあるけど読んだことなし。1996年に38歳で小説家としてデビュー、以来19年間で90作品、278冊の出版、・・・って、完全に大作家ですねね。でも、この書き出しを読んでいくだけでちょっと変わった方という匂いがプンプン。

一番売れたデビュー作「すべてがFになる」の累計発行部数が、ノベルス版と文庫版を併せて約78万部。この作品だけで、約20年かけて6,000万円近い印税収入があったというから驚きデス。そしてその創作にかけた時間は、校正も含めてわずかに約60時間。なんと時給100万円換算。。

常に新作を出してきたので常に一定程度の新規顧客が第一作を手に取ってみるということが起きてデビュー作が今もコンスタントに売れているそうです。(ドラマ化でも再度売れたようですし)

そもそも大学の助教授としての本業がありながら、趣味に使うお金が欲しくて夜のバイト感覚で小説を書いてみたというだけでぶっ飛んだ背景の気がしますし、それから10年間は大学での勤務続け、忙しすぎるのがいやで2008年末に作家業から引退。現在は1日に1時間だけ小説の仕事をする引退作家なのだとか。ほぇぇ。

ここまで読まされたら、当然読みますよね。

・・・・感想。

こんな作品を脳内に浮かぶ映像を文字に変えながらわずか30時間で書き上げるなんて・・これはいわゆる天才。

19年で90作品、278冊の出版、総部数は約1400万部、稼いだ総額は約15億円・・と言われても納得せざるをえません。なぜなら僕自身が既にFの次の二作目を買ってしまっているから!

こちらの作品を読んで自分も一億総ブログ時代のしょうもない書き手の一人だよなぁ・・・と苦笑してしまいましたが、森博嗣先生のように天才的書き手に憧れて、いまだに多くの人が作家を目指すのかなぁ・・とも。(自分はむしろ絶対読み手でいこう、と決意しましたが)

「作家の収支」「すべてはFになる」セットで読むと、作家という職業への才能とそのリターンについて色々考えさせられるので、書くことに興味がある方にはオススメではないかと思います。

ビジネス情報源2016

2016年、従来の「自己実現マニア」下のサブカテゴリとして新たに「一流ビジネスマン研究」を設置して、その生態や振る舞いについてアンテナをはってみたいと思います。(今頃研究しているぐらいなので、自身が一流ではありません・・・目指したいとは思っていますが)

初回のお題は過去より課題感をもっているビジネス情報源。

現在の自分のビジネス情報源としては、ジャパニーズビジネスマン愛読の日本経済新聞(日刊)、その副読本としての日経ビジネス(週刊)が主軸。

これは社会人になって以来ですが、新聞で言うならばやはり読売、毎日、朝日あたりから編集方針の違う2誌程度を本来読むべきだよなぁ・・・と思いつつ、未だに習慣に取り込めてません。

また、日本の報道にこだわらずWall Street Journal、あるいはFinancial TimesやEconomistなどの欧米発信の一次報道情報に当たることもしなくては・・と思いつつ出来ておりません。米国に住んで日経新聞がビジネス情報源の中心って正直恥ずかしいばかり。

もっとITを活用してもと思いますが、SmartNewsとか、ハフィントンポストとかのキュレーションニュースサイトって、イマイチ好きになれません。なんか餌付けされているみたいで。

米国経済や産業の動きは時事通信のニュースメール(日本語)でアップデートしております。これはこれで効率的といえば効率的なのですが、日本語媒体で最低限の対応でしのいでいるような印象があります。

2016年はこのビジネス情報源の設定を、現在かけている時間からさほど増やさない範囲で、少しでも一流方向?に変えていけないかなと考えています。(いきなり一足飛びに高難度に挑戦しても失敗を繰り返すばかりになりそう。過去に未読のTimeの山を築いたこともありますし。)

ここまで整理していて気がつきましたが、やはりアウトプットの意識が低いインプットだったからこそ、今まで成果に乏しく習慣化にも至らなかった気がしました。

インプットが作業や目的化しないよう、何のためにビジネス情報を取得する必要があるのか(より自分の頭で深く考えるために決まっていますが)もう少し頭を整理してみたいと思います。英字新聞をもっていれば格好いいかもしれない・・とかそういうことでは勿論ございません。

さて、まずは日経新聞、日経ビジネスの未読を常にゼロ状態にするところから。。

乾物類を5S

昨年11月の日本一時帰国、ほぼ月一ペースのパパママ(妻のご両親)からの愛情便の結果、我が家に乾物やお菓子類が溢れておりました。

だんだん何がどれだけあるかわからなくなってきたので、これは保管場所の移転も含めなんとかしなくてはいけないということで妻が一念発起。一気に整理整頓に取り組み見事にスッキリしたというメモ。(今回は通常の旦シャリ=旦那が進める断捨離と違いまして、何も捨てておりません。もったいなくてバチが当たる。)

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(まずは全てを見える化、一旦集める)

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(ダイニングに乗り切らず、ここまで)

その上で、奥が深すぎて使えない食料庫をあきらめ、そちらは米とお酒以外は食器や道具庫に。従来、お客様用の食器をいれていたところを乾物庫、玄関クローゼットに衣装ケースを入れてお菓子、おつまみ、乾物庫に転換。(調味料&出し類はもう一棚別に)

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(僕の責任範囲は下二段)

お酒(ビール)は重いので出来るだけ平置きで、冷蔵庫とこのスペースに格納するのを前提に。常温保存系の日本酒と焼酎はここに。ワイン類とウイスキーもこちらに合流させようかな。吟醸酒は当然冷蔵庫保管です。(ビールも常に1ダースは冷蔵庫上段に保管)二段目は道具系です。

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(上の段までスッキリ)

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玄関クローゼットは、衣装ケース3段で見事に片付きました。お菓子、おつまみ、乾物でそれぞれ1ケースごと。僕が担当の乾き系のおつまみについては賞味期限を再チェック。(美味しいうちに食べていかないと・・)

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(ここにスペースが新たに出来ました)

やはり整理整頓の基本は、定位置&最大スペースを決める、これに尽きると思います。(あとはそのスペースに置けないものは買わない)

仕事柄、在庫管理や実地棚卸、5Sなんかを現場で再確認する機会が多いのですが、同じことは我が家の乾物でも。

新撰組 焼き鳥

LA出張の際のもう一晩のお店のレポートが抜けておりました。庶民的な焼き鳥が恋しくなって、ガーデナーの新撰組 焼き鳥 へ。

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同僚の米国人マイケルを連れて伺ったのですが、なんとも元気の良い体育会系接客のお店。マイケルからすると、なぜこの店員達はしじゅう叫んでいるのかと怪訝な顔。(お店にようこそ、注文してくれてありがとう、という意味で叫んでいるのだと説明すると驚愕)

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実はマイケル、生の魚介などは完全に無理。守備範囲もごくごく狭目で慎重なタイプ。そんな彼のために、まずは安全そうな正肉やつくねからスタート。だんだん色々な部位が登場すると一串一串びびりながら口に運ぶ彼の姿に大笑い。

「これは何?」「さて何でしょう。」「・・なんかの皮?」「牛の舌でーす!」「ひぇーー」なんてやり取りを繰り返しました。確かに鶏ひとつ取っても、ぼんじりとか砂肝とかハツとか、ちょっと米国人には想像できない部位だらけ。でも、さすが基本は肉食民族、結構楽しんでくれました。

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(このイイダコの唐揚げとかは普通食べませんよね)

なんて日本人というのは様々なモノを食べる民族なのだ・・と彼の認識を新たにさせた焼き鳥屋の夜となりました。

そして、さぁ〆にラーメン行くか、え、これから?まだ食べるの?と驚く彼を人気の豚骨ラーメン屋に連行

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そう、日本人にとって、たらふく飲んだ後のラーメンは別腹なのです。(ただし年齢制限あり)