チップも悪くない

外食の際など、どう考えてもこのサービスでこの金額は高すぎるよね、、と感じてしまう米国のチップ制度(特にニューヨークでの飲食時など18〜20%が驚きの値段になることも多々)。

ところが、最近気持ちよく払えたチップが3回ほど会ったのでメモ。

1つ目。

月に2回うちの庭の芝を刈ってくれるメキシカンなおじさん。その日も朝からギラギラに暑い中で仕事をはじめていたので、裏庭の木の枝をもう少し刈っておいて欲しいと追加の要望はきっちり伝えつつ「いつもありがとう」と手渡し。おじさん、満面の笑み。帰宅したら、めちゃくちゃ裏庭が綺麗に刈られていました。

2つ目。

シャワーのお湯が出なくて大家さんを通じ給湯システムを直そうと数日の格闘。念のためガス漏れの可能性を消しておいて欲しいと頼まれ、ガス会社に連絡したところ、金曜の夜中に技術者の方が来る騒ぎに。(確かに本当にガス漏れが発生していたら大変なので・・避難はしませんでしたが)

結局やはり給湯システム側の問題だろう・・となってお帰りになる初老のおじさんに「夜遅くにすみません、ビールでも飲んで」と胸ポケットに差し込み。おじさん、これまた満面の笑み。

3つ目。

月曜朝から通勤車のエンジン掛からず。あ・・!と確認すると、パーキングランプが週末付けっ放しでバッテリーが上がってしまう恥ずかしい事態(人生初)。近所の修理屋にブースターケーブルがないか聞きに行くと(買えないか、ないし借りられないか)、エンジニアの兄ちゃんが一緒に来てくれる事に。

彼のプロ仕様のチャージャーで一発でエンジンはかかり、お店としては無料サービスで良いよというので、わざわざ同行してくれた彼へ「朝からありがとう」と手渡し。兄ちゃん、満面の笑み。

どの機会も5ドル、10ドルでも、まぁよかったのかもしれないのですが、20ドルを選択。これなら、今日はいい日だ!となるのではないかとの思い。多分、それぞれの方の時給に近いはず。

普段はうっとおしいチップという仕組みですが、直接こちらの感謝の気持ちを明確にカタチで渡せる(渡しやすい)というのは、悪くないなと感じた瞬間でした。

日本だと、2千円とかって直接渡すの難しいですよね。

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