「ヒューストン事情」カテゴリーアーカイブ

故郷の味〜帝国の味

故郷の味、英語で言うと、ホームテイスト?いやテイストオブホームでしょうか。

2週間ほど前から一緒に働き始めたトルコ出身の同僚を、とりあえず最初の2週間お疲れ様〜という感じで気軽に誘い、後輩交えてランチに行ったんです。これまた何の気もなしに自分が唯一知っているトルコレストランへ。

■ Empire Turkish Grill(→Yelp HP

ラム好きな僕はこの日はランチメニューの中から、定番のシシケバブをオーダー。他の二人はドネルケバブとアダナケバブ、だったかな。どちらも肉はラムですが、削ぎ切りにしたものと、ひき肉の串と、姿が違う。

すると 新同僚の彼女、目をキラキラさせながら前菜にフムス(ひよこ豆のペースト)やヨーグルトときゅうりの冷製のなんとか、ナスのラタトゥイユ的なやつなどをオーダー。

食後に例のあまいやつとトルコ式な紅茶で〆。

仕事のために6年間暮らしたニューヨークを後にして、ヒューストン・テキサスに移住して3週間。やっぱり新しい職場環境、新生活開始の中でストレスもあるなか思いがけず再会出来た故郷の味に、こちらの想像を超えて喜ぶ姿をみて、やっぱり食べ物って偉大だなぁと。

ずーっとアメリカンだけの生活で、3週間ぶりに食べる炊きたてのご飯に納豆卵とか絶対に美味しいでしょうね。(実際は、なんらかの形で回避してますのでそんなことにならないけど)

トルコ出身の彼女にも味のお墨付きを頂いたので、今度は晩ご飯でも利用してみようかと思います@トルコ帝国。(あれ?オスマントルコ帝国が正しい名称でしたっけ)

ヒューストンでポキ丼〜Papa Yu

ランチで新規開拓。少し前から気になっていたカフェに行ってきました。これがなかなか小洒落ていて良かったので記録。

■ Papa Yu(→Yelp HP

ポキ・・なんとなくハワイの甘辛だれをかけた鉄火丼?ぐらいのぼんやりイメージですが、「ポキ」とは魚を小さく切る、という意味のハワイの郷土料理だそうな。(マグロという意味ではなかったのでした、マグロはアヒ。)

システム的にはざっと見たところSubway的システム。(地下鉄じゃなくてサンドイッチ屋のほうです)

まずは丼なのか、それ以外かを選ぶところからスタート、ご飯も白米、玄米、他にも選択肢あり。Subwayでパンの種類を選んだり具材を選ぶのとよく似ています。

続いてメインのプロテインを選ぶステージ。本命のツナ(マグロ)、サーモンの他にも、マヨネーズ和えのホタテやら幾つかチョイスあり。その後もトッピング野菜やソースやら、結構考えさせる流れ。(味がどうなるか想像しながら慎重にチョイス要)

野菜や果物のゾーンが充実しているのですが、果たして丼で上手く調和するのだろうかと恐る恐る。。

味噌汁に冷たいお水をトレーにおしゃれに添えて頂き10ドル。なかなか仕上がりが可愛らしく、これは女子にも人気出そう。

栄えある第一回作品はこちら。

定番のツナを醤油系のタレであえた具を主軸に、ホタテのマヨーネズ和え、枝豆、海藻サラダにパクチーを白米に乗せ、上にはとびっ子とフライドオニオンをトッピングで散らし、さらにスパイシーマヨをちょっとがけ。

感想としては、美味しいものの・・・味がやや濃すぎ。もう少し味付けを全体に軽くしないとしょっぱくてしょうがない。。。

次回はもう少し具材を削ぎ落とし、出来るだけオリジナルの鉄火丼に近いカタチを目指すべきかなぁ、とも。(ついつい勧められるとトッピングしてしまいましたが)

回転寿司の軍艦系具材が中心の海鮮チラシのお店が果たして米国で生き残ることが出来るのか。興味深いです。(久しぶりに自宅で手巻き寿司パーティーもやりたいな)

クラフトビール醸造所見学〜Karbach Brewing Co.

週末、ハロウィン企画に併せ地元のクラフトビール醸造所を初めて訪ねてみました。我が家の冷蔵庫補充の定番の一角、Karbach BrewingへGO。(→地元のクラフトビール三昧

(30分かかりませんでした、すごく近所)

ビールのテイスティングぐらい出来るだろう・・と見渡すと、ありました、ありました。

9オンスの小グラスで4杯、16オンスの通常グラスで3杯の選択肢。当然?小グラスを選択。

通常買っているバラエティパックの4種類に含まれていないビールもあるので楽し〜。妻のグラスと合わせると2人で8種類のテイスティングが出来ました。

この日はハロウィンを翌週の平日に控えた週末なんで、子供達は皆何かしらの仮装をしているので、これを眺めるのも楽しい。

我が家も勿論・・・

(今年のハロウィン用の揃いTシャツで)

本日のアートイベント、地元のアーティストの方達が作品の販売をしていたので、妻が掘り出し物がないか物色。

巨大なシベリアンハスキーに遭遇。次女と同じぐらいの体高。もののけ姫のモロ的な大きさ。

(チュロスサンデーを楽しむ娘達)

ビールをちびちび伸びながらのんびり過ごす日曜の午後企画の目的地としては相当ありなのではないかと思います。

ただ、ホットドッグとフライドポテトを屋台的なフードトラックで買ったのですが、こちらは完全に製造工程が遅延・破綻しており相当待たされたのであまりお勧めではないかも。

丁寧に作っているのでそこは好感もてましたが。(食事をするのなら素直にレストランのエリアで食べた方が早そうです)

 

本来の目的の一つであった醸造工程の見学ツアーですが、毎時間あるそうです。階段含めて全行程40分と聞いて、うっ・・と今回は見送ってしまいました。(歩かなくなった次女を抱いて歩くという近未来が脳裏をよぎり)

 

(トイレを借りる時に、工場内がチラッと見えます)

という訳で今回はKarbach Brewing Co.の敷地内に入ったところまでで探検終わり。醸造工程の見学は次回訪問に取っておきます。

ヒューストンで塊肉に遭遇〜Vic & Anthony’s Steakhouse

今週、某業界団体のイベントがあり夜は某社がホストをされるレセプションに足を運んで参りました。そこでトンデモナイ塊肉に遭遇したのでメモ、メモ・・

(日本人が一人も会場にいなかったから・・載せてもいいか)

■ Vic & Anthony’s Steakhouse(→公式HP

ヒューストンのダウンタウンで初めて訪問するステーキハウス。お決まりの前菜などをつまんでワインを飲んでいたところ、凄いブツが後ろから登場したんです・・

はじめ人間ギャートルズの肉の実写版・・あるいは今度ハリウッド映画化されるモンハンのこんがり肉、いやコゲ肉・・

部位としては牛のモモ肉・・でいいんでしょうか。このサイズの骨つき肉を見るのは人生初ですね。こんがり焼いてもこのサイズ。それにしてもうまく焼き上げたものです。

(解体現場の様相)

切り出す部位ごとに味が違うとふんだので二回列に並びました。

(中心部分はプライムリブ的な焼き上がりでジューシー)

(表面に近い筋と脂が入った部分はこれはこれで食べ応えあり)

さすがテキサスはでっかいな!と世界中から集まったゲストの皆さん大喜びでした。(ちゃんと皆さん食べ尽くして骨だけに)

塊肉を見て大きな肉を焼き上げるスキルをつけたい・・と思った自分は、ちょっと米国かぶれがはじまっているでしょうか。。。

ヒューストンで回転寿司〜KULA(くら寿司)に新メニュー

DAISOも近所にオープンして、足を運ぶ回数が増えそうなくら寿司。こちらは2017年8月にオープンですから、もう1年以上か・・お世話になっております。

(たいがいの、なんちゃって和食店や寿司屋より、確実にこの店の回っているお寿司の方が美味しい)

少し久しぶりの訪店。18時にはほぼ満席でしたが日本人の家族連れは3グループぐらい。アジア系のお客様中心ではありますが、それだけ回転寿司が日常的に受け入れられて、外食場所としての地位が確立してきていることの表れですね。

基本、サーモンとツナがあればご機嫌な次女。

LAではとうとうウニも開眼し(→ウニクラブ再訪)なんのネタでも来いの長女ですが、本日はウニのオーダーは許可せず。美しい思い出は美しいままで・・

さすが大手回転寿司チェーンの中では米国への進出も成功していると言われるくら寿司だけあって、米国で受け入れられる新メニュー開発にもかなり意欲的に取り組んでいるのがメニュー内容の変化からも感じます。

寿司ドーナツ・・・定番のレインボーロールが丸くつながっただけではありますが。

海苔の手巻きと同じ感じで、ソイペーパーを全品に導入。ソイペーパー=大豆シートって、今後、人気出てくるのでしょうか。

色々な野菜を使ったカラフルな大豆シートをお弁当などで活躍させそうというマーケティングが行われているのを日本のネットから感じますが、果たして。

個人的にこの大豆ペーパー、味の邪魔はしませんが、少々ゴマが邪魔ですし、そもそも海苔の味が恋しい・・(でも、東アジアの人以外にとって、黒はそもそも食べ物の色じゃないだろ・・という抵抗感があるのも確か)

他にもハラペーニョを載せたり(これはカルバッチョでよくありますが)、ドレッシングでマリネしたりと、柚子を合わせたりと、定番の漬け以外にサーモン、マグロ、ハマチなどの食材に色々工夫を施した新メニューが沢山ありました。是非応援したいですね。

個人的には米国でも納豆細巻きを解禁して欲しいわけですが、そもそも厨房の反対などがあるんでしょうかね・・残念。