「一万冊プロジェクト」カテゴリーアーカイブ

最近の読書(2012年7月)

7月になって読了した本を順番に眺め返しつつの振り返り。
まずはビジネス書系。

入社10年目の羅針盤/PHP研究所
¥1,470
Amazon.co.jp

入社15年目ですけど、幾つも良い気付きを頂けました。人生の目的はゴールに早く着くことではなく、ゴールまでの旅を楽しむ事にあるとは見事。

たかが英語!/講談社

¥1,050
Amazon.co.jp

楽天の7000人の社員が2年間で英語をマスターできるようになるのであれば、日本国民全員が英語を話しはじめるようになるかも、環境次第ということか。

ノマドライフ 好きな場所に住んで自由に働くために、やっておくべきこと/朝日新聞出版
¥1,470
Amazon.co.jp

ノマド的に働く事を意識して、本業にも取り組んでみようかと思っています。ホワイトカラーの生産性とは、既に量でカバーされる世界はとっくに終わっています。暮らしのあり方とは、ココロのあり方。しがみつくモノをまずは減らして行きたい、生きたい。

 

180日でグローバル人材になる方法/東洋経済新報社
¥1,575
Amazon.co.jp

米国流の横社会についての考察が興味深かったです。たとえばシンガポールなんかにも華僑の皆さんの横社会があるんだろうな、と。

経営戦略 (ライトワークスビジネスベーシックシリーズ)/ファーストプレス
¥1,260
Amazon.co.jp

グロービスで講義をうけた先生が書いているので手に取ったのですが、イマイチ。ビジネスから離れて本屋で衝動買いしたのはコチラ。

「一生食べていける力」がつく 大前家の子育て (PHP文庫)/PHP研究所
¥580
Amazon.co.jp

大前研一さんの息子さん二人は、どちらも大学中退ですが、しっかり世で食べていける人達のようです。大前家に限らず、しっかり世の中で食べていっている子供達を育てた親は、誰もが偉いと思います。

ビジネス書じゃないかもですが、ちきりんさんがブログで勧めていた新書2冊。

不平等社会日本―さよなら総中流 (中公新書)/中央公論新社
¥693
Amazon.co.jp
会社の値段 (ちくま新書)/筑摩書房
¥840
Amazon.co.jp

こうやって、新書でも誰か信頼できる方が目利きされて勧める様な本を確実に手に取れればあまり知見の無い分野についても良い入門書に出会えると思います。あ、だから書評ブログって人気があるのか。

最後は通勤の帰り道で読んだ3冊。通勤中は気分転換に小説や軽い新書を放り込んでいることが多いです。

ガリレオの苦悩 (文春文庫)/文藝春秋
¥680
Amazon.co.jp

鉄板な安心感あり。

荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論 (集英社新書)/集英社
¥798
Amazon.co.jp

ジョジョの世界観も、奇妙というよりは緻密に構成されたものであると感じます。荒木先生は著者近影が50歳を超えても若々しいままで、リアル波紋の使い手と噂されるとか。

第4部の途中で読むのをやめてしまったジョジョですが、今一度シリーズを読み返してみたいなぁ。累計で100冊ちかくあるようですが。

クレイジーヘヴン (幻冬舎文庫)/幻冬舎
¥630
Amazon.co.jp

二作目の「ヒートアイランド」で上げて、三作目の「ワイルドソウル」で大ブレイク、そしてこれで失速。そんな流れでしょうか。処女作は未読ですが。。(午前三時のルースター)

初めて手にしたのが「君たちに明日はない」で、そこから遡っていったので多彩なイメージ。「ワイルドソウル」は必読の面白さです。

なんだかんだと今年も年200冊ペースをキープ。

■ 107冊 (2012年)

趣味は読書なのか

趣味は読書とこたえるのに抵抗を感じるときがあります。だって食事をしたり、歯を磨いたりするのは趣味じゃないですよね。

水滸伝 15 折戟の章(集英社文庫 き 3-58)/集英社
¥630
Amazon.co.jp
水滸伝 16 馳驟の章 (集英社文庫 き 3-59)/集英社
¥630
Amazon.co.jp
水滸伝 17 朱雀の章 (集英社文庫 き 3-60)/集英社
¥630
Amazon.co.jp
水滸伝 18 乾坤の章 (集英社文庫)/集英社
¥630
Amazon.co.jp
水滸伝 (19) 旌旗の章 (集英社文庫)/集英社
¥630
Amazon.co.jp

かれこれこの2ヶ月間、どっぷりと漬からせて頂きました北方水滸の世界。何を志に掲げて、人はどう生きて、どう死ぬか、そんなことを考えつつ貪るように読みました。

最終19巻をどう読んでも、続き読めとしか思えない終わり方にはやや疑問を感じつつ、2ヶ月ほど手を止める事に。 (偏り過ぎないように)

死神の精度 (文春文庫)/文藝春秋
¥570
Amazon.co.jp
陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)/祥伝社
¥660
Amazon.co.jp
陽気なギャングの日常と襲撃 (祥伝社文庫)/祥伝社
¥690
Amazon.co.jp

伊坂幸太郎さんの著作も文庫になったものはほぼ読んでいます。毎度ながら、独特の世界観とオーケストラを思わせる緻密な構成がたまりません。

風俗行ったら人生変わったwww/小学館
¥1,365
Amazon.co.jp

電車男のようにはさすがにブレイクしないかなぁ。晋作君は本当に実在するのだろうか、そこが一番気になりました。

なまら北海道だべさ!! (双葉文庫)/双葉社
¥600
Amazon.co.jp

普段はさほど強く意識しませんが、完全に自分は道産子のようです。

■ 96冊 (2012年)

最近の読書

興味のある方向で少し固め読み。まずは脳と記憶のスペシャリスト、脳科学者の池谷先生の著作から3冊。

単純な脳、複雑な「私」/朝日出版社
¥1,785
Amazon.co.jp
記憶力を強くする―最新脳科学が語る記憶のしくみと鍛え方 (ブルーバックス)/講談社
¥1,029
Amazon.co.jp
受験脳の作り方―脳科学で考える効率的学習法 (新潮文庫)/新潮社
¥515
Amazon.co.jp

脳ってなんとも不思議な存在です。自分にとってこうした不思議な存在についての最新の研究成果を平易な言葉で伝えようとする

試みって嬉しい限りなんですが、世間には反対する人も多いようで、これこそ不思議。音楽からワイン、食べ物から旅行まで幅広いご関心をお持ちのようで、大変魅力的な方と推察。

続いて立場も年代も異なる社長本を3冊。

人は自分が期待するほど、自分を見ていてはくれないが、がっかりするほど見ていなくはない/講談社
¥1,365
Amazon.co.jp
私、社長ではなくなりました。 ― ワイキューブとの7435日/プレジデント社
¥1,470
Amazon.co.jp
人は仕事で磨かれる/文藝春秋
¥1,365
Amazon.co.jp

やっぱり見城社長と藤田社長の言葉には勢いがあります。自分自身が今必要とする聞きたい言葉がそこにある気がします。

ニューズウィーク日本版ペーパーバックス 経済超入門/阪急コミュニケーションズ
¥1,000
Amazon.co.jp

経済学部卒ですが、経済理論的な話はどうも海馬が反応しないようです。困りますなぁ。

数年間でしみついた年間200冊ペース、特に濫読を意識せずとも実行されるものですね。6月末で折り返しです。

■ 86冊 (2012年)

大衆革命小説

超一級品の大衆娯楽小説に通勤中はどっぷりです。面白い小説の場合、読み進めたい一方で終わりがきてしまうのが不安になったりしますが、、、全然終わらない!!! 恐るべし全19巻。

水滸伝 6 風塵の章 (集英社文庫 き 3-49)/集英社
¥630
Amazon.co.jp
水滸伝 7 烈火の章 (集英社文庫 き 3-50)/集英社
¥630
Amazon.co.jp
水滸伝 8 青龍の章 (集英社文庫 き 3-51)/集英社
¥630
Amazon.co.jp
水滸伝 9 嵐翠の章 (集英社文庫 き- 3-52)/集英社
¥630
Amazon.co.jp
水滸伝 10 濁流の章 (集英社文庫 き 3-53)/集英社
¥630
Amazon.co.jp
水滸伝 11 天地の章 (集英社文庫 き 3-54)/集英社
¥630
Amazon.co.jp
水滸伝 12 炳乎の章 (集英社文庫 き 3-55)/集英社
¥630
Amazon.co.jp

水滸伝 13 白虎の章 (集英社文庫 き 3-56)/集英社

¥630
Amazon.co.jp
水滸伝 14 爪牙の章 (集英社文庫 き 3-57)/集英社
¥630
Amazon.co.jp

好漢達がクライマックスに向けてザクザクと死んでいく。黒旋風の李逵が何とも素晴らしく魅力的に描かれていて感動します。

ただし、あまり帰宅後も水滸伝の世界から還ってこない時間が続くと、妻が革命をおこしそうです。注意、注意。

■ 79冊 (2012年)

最近の読書

ここ最近読んでいるのは、ひたすら北方水滸伝な訳ですけど、その前に読了済みの本も記録。

ジャンルは雑多なように見えて、ちきりんさんお勧め本と、グロービス通いで紹介された本の混合。しかし、読む速度よりも明らかに積まれていく本の速度のほうが速いです。。

経済危機のルーツ ―モノづくりはグーグルとウォール街に負けたのか/野口 悠紀雄
¥1,890
Amazon.co.jp

現代史と同じように、現代経済史は押さえておく必要あると思います。80年代から世界に大転換にあったという分析です、そのころ日本はバブルに踊っていた訳ですけど。

お勧め本です。

100円のコーラを1000円で売る方法/永井 孝尚
¥1,470
Amazon.co.jp

最近のマーケティング論を整理するのにとっつきやすい入門書。

WTPか低コストか、売り方は最終的には二つに一つ。

ファイナンス プロが猿に勝てない不思議な話(日経プレミアシリーズ)/山本 和隆
¥893
Amazon.co.jp

生講義は面白かったのですが、この本はイマイチかも。

若者殺しの時代 (講談社現代新書)/堀井 憲一郎
¥735
Amazon.co.jp
二十歳の原点 (新潮文庫)/高野 悦子
¥420
Amazon.co.p

■ 70冊 (2012年)