「好奇心」タグアーカイブ

好奇心の快楽

日経ビジネスオンラインで佐々木正吾さんが、米国の経済心理学者の「好奇心の心理学」という興味深い論文の内容を紹介しておりました。

要旨は以下の通り。

● 人間は自分に予測できない事柄に強く興味を惹かれる

● しかし、それはある程度まで「予測できる分野」についてであって・・

● 予測自体が不可能な出来事には、興味は抱かない

人は無意識にせよ「予測をしている」からこそ・・

● 予測を裏切られる「喜び」を感じる

・・・こ、これは深いかも!?

好奇心とは、人間にとって、自分にとって、重要な楽しみの源。もしも、好奇心を刺激し、楽しみたいならば・・・

● 知識を得ることが最良の策

知識なくして予測できず、予測ができなければ・・

● 予測を裏切られること = 好奇心の快楽を味わえない

自分は快感を得る為に、(無意識に)知識を求めていたのか!

知ること、分かること、がイコール快感とは違う気がするなぁとは薄々感じていましたが、この説には、激しく同意。

恋されるより、恋する方が面白いのは、予測が裏切られるから。1人より、2人で踊るほうが面白いのは、予測が裏切られるから。たまに我侭で理不尽な女性がときに可愛いくうつるのも、予測が裏切られるから。
(・・以下山ほど思いあたる)

しかし、ある程度、展開を予測できるだけの

● 前提知識(経験、興味)が マスト!!

自分の好奇心の快楽の効率的な引き出し方が解明できれば、よりいっそうのバラ色の幸せな日々が待っている!!

・・・と興奮している時点で既に脳内バラ色かも~

バイクで快感

バイクの乗り方を覚えました。

バイクといってもスクーターの延長みたいなやつです、カブみたいな。
一応ギアがついているかどうかが自分の中でのスクーターとの区別です。普通免許があれば原付は乗ってもいいけど、ギアがついたバイク類は乗っちゃいけない、となんとなく感覚的に思ってました。

本当はどうだったかな?・・と思いたつとすぐちょっと調べてみるのが自分の癖の中で好きなところ(自画自賛・・)。。 ググるだけですけど。「辞書をひきなさい」という母上の口癖に未だに縛られているのかもしれません。

世の中には辞書にのってないようなことも沢山あるのにねーと、口が達者になった今なら小生意気にまぜっかえしそうですが、やっぱり両親の教育方針には感謝。

辞書にすらのってる情報を知らない自分が「恥ずかしい」と、まずは考えるように自分の思考をもっていきたいものです。

自ら知ることができるのに知ろうとしない。自分で知ることの限界決めちゃう。例の「バカの壁」ですね。壁作って自分の殻にこもっていたいというのも一つの生き方でしょうけど、自分は「好奇心」をいつまでも失いたくないです。

そう、何の話だったかというと、原付の定義は50cc以下のバイクで、乗り方を覚えたバイクは100cc以上あるわけだから、普通免許じゃ乗れないバイクだったということがわかった、こと。

まぁ、いずれにせよベトナムでは「無免許」なので、街中では乗りません。だってバイクの洪水の流れに飲み込まれるの怖いし。

それで結局何が伝えたかったかというと、新しいことを覚えること、新しいことができるようになることって、

● 快感

だと改めて感じたわけなのです。なんか脳内で快楽物質が合成される気がします。もぅ、脳の中でニョキニョキとシナプスが結合するのを感じます。コエンザイムQ10(でしたっけ?)飲むよりも若返りますよ、絶対。

初めて自転車に乗れるようになったあの日(覚えてないけど)、仮免で初めて路上に出たあの日(ちょっと二日酔い気味だったけど)、最近、出来るようになったこと、慣れた事ばっかりやっているかもしれない。

あるいは机の上やキーボードの上でゴソゴソやっているのが多すぎるかもしれない。そんなこと思いました。

思いっきり風を受けながら、車ひとついない工業団地内をバイクで爆走しながら。2005年のテーマのひとつに、身体を使った新しいことを覚える、昔覚えて脳内にシナプスがつながっているようなことを、もう一度刺激してやる、というのを加えようかと思います。

昔にやり込んだ、スキーとか、社交ダンスとか、音楽とか。人生丸30年の節目なんで、色々と棚卸やりながら、目標設定&実践していくつもり。

ドライビング編では、ベトナムにいられるうちに、

・マニュアル車
・フォークリフト

の2つに取り組みたいです。先程、昼休みに電動2.5トンフォークをちょっと動かしてきたけど・・難しい! でも、面白いかも。