収入補償保険も解約

2020年の支出の最適化(倹約と節約)活動、第二弾。

前回の掛け捨ての生命保険に続いて目をつけたのが同じく保険系の収入補償保険。団体契約で入っており給与天引きなので存在を忘れがち。

長女が生まれた頃に生命保険と同じく加入したのですが、もし自分が死亡や高度障害状態になったら月額30万円が支払われるのが収入補償保険です。死んではいないけど働けない状況・・って大変な未来ですので。月額の保険料は現在は月額5千円強。

こちらもしばし熟考の末、解約しました。掛け捨ての生命保険と同様に手元資産があればこれを頼りに一部取り崩すことでなんとか出来るであろうという計算です。

思えば45歳にして生命保険から自由の身となりました。24歳からですからキャリアは20年ほどでの卒業。

この間、保険料を払うことでお金は減りましたが、幸いに保険金を受け取るような機会は一度もなく(一時期入っていた医療保険も含め)、ただただ安心を買ってこれたことに感謝。

さて、これで月額5千円をセーブ。年間で6万円。生命保険と併せれば年間12万円。次に狙うエリアは何でしょう。

掛け捨ての生命保険ですが解約

2020年の支出の最適化(倹約と節約)活動、第一弾です。

固定費見直しの定番、生命保険についてまず考えてみました。そもそも自分と生命保険の歴史を思い返すと少々ビター。

入社2年目、24歳の若造のくせに貯蓄型2,000万円の生命保険に加入しました。外貨建て、株式連動の変額保険だったので10年加入後に解約しました。10年間、2,000万円の安心を150万円で買った感じです。(払い込みが累計で約300万円、払い戻しで150万円ほど手元に戻ってきました・・)

今なら分かります、貯蓄型なのになぜこれだけ目減りしたか。全てはあの颯爽と現れたプルデンシャル生命の営業のお兄さんの懐に契約報酬として入ったからです。もしも僕が1999年から米国株を直接買っていたら素晴らしいリターンだったでしょう。全ては金融リテラシーの低さがなせる技。(ご丁寧に生命保険に加え養老保険にまで加入してました、もう目も当てられない・・結婚後に解約

その後、長女が生まれた後の2012年に掛け捨ての生命保険に加入しました。これは賢明な判断だったと思います。2,000万円の補償を10年定額で買っても月額4千円弱。10年たって保険料が更新(上がる)される際に見直そうともともと考えていました。

2012年と2020年では家計の資産状況も変化しているので、これを加味しての自問自答。判断の軸はいつでも、自分がいつ死んでも残る家族が豊かに暮らしていけるか?です。お金はあるにこしたことがない、、という考えとごっちゃにせずに。。。

掛け捨ての生命保険は素晴らしい商品ですが、我が家はもしもに必要な備えの厚みも出来てきたので今回解約することにします。

妻にも掛け捨ての死亡保険を1,000万円ほどかけていたので併せて解約。家計としては月額5千円のカイゼンです。年間に直すと6万円の効果。(あるいはそれ以上、今後保険料が上昇するので)

支出の最適化について検討開始

中古ワンルーム投資再開(と言うか少し気持ちを込めて加速)という新たな目標に邁進するためには原資が必要です。

そこで家計と自分自身の支出の最適化について検討を開始したいと思います。「支出の最適化」とは最近覚えた「倹約と節約」の小洒落たリフレーズです。

目標は・・年間に直して50万円ぐらい捻出出来れば良いな、、と大きく立ててみます。

まずはセオリー通り固定費の見直しから。6大固定費である、通信費、光熱費、保険、家、車、税金から。削減余地がありそうなのは通信費、光熱費と保険ですかね。車は持ってないですし、家も賃貸ですし。

あとは並行して自分の飲食交際費を削減です。これは効果も大きく分かりやすいのですが、人生に必要な支出とも思っているので頻度を多少絞るとか予算を作るとかから考えてみます。

そもそもの支出実態の把握やマインドセットもやり直してみます。目標の貯蓄率さえ維持していれば、それ以外をほぼ気にしていなかったので。

いつかはガストロノミー

ガストロノミーとは食事や料理から文化を考察することを指すそうです。

美食術や美食学と呼んでしまうとやや敷居が高くなりますが、旨いものを食べながら飲みながらのおっさんの戯言にまで裾野を含めればグッと入りやすくなる気がします。

辻静雄先生のエッセイを読んで気持ちを高めてみました。

以前に辻先生の半生を描いた美味礼讃という伝記小説を読んで身が震えた、その後に脂肪もついた記憶がありますが、今回も読むごとに身が引き締まると言うか、食べたいものが増えました。

「どんなものを食べているか言ってみたまえ・・君が、、」と続けるサヴァランに「朝ご飯は納豆に卵が定番です、最近はネギにミョウガを加えるのが流行です」と快活に応えた場合、何と返されるであろうかと夢想。

新コロのおかげで家族にランチを振る舞う機会も増えました。パパの炒飯、パパチャーに加えて、パパのパスタ、パパパも新たに定着させようと取り組み中です。

この日はオイル系という妻からのお題で、シーチキンとオクラのパスタ。唐辛子の辛味を聞かせたいところですが、グッと我慢。

炒飯、カレーにパスタ、と各人気ジャンルで子供向けの舌に照準を合わせる腕を磨いてきましたが、次に挑戦すべきジャンルを探っています。(刺身、手巻き寿司と焼肉系は晩ご飯用)

人生100年時代、60歳でFIREします

一連のまとめとして「人生100年時代、60歳でFIREします」と宣言します。(40代でもFIRE目指せるの?→①→②→③

経済的自由は確かにいいけど、・・それって全然早期のリタイアじゃないじゃん・・というツッコミは全身で甘んじて受けます。

15年後は60歳定年が全然スタンダードじゃないかもしれません。事実、現時点では私の勤め先の定年は60歳ですが、既に希望者は65歳まで雇用延長可能です。これってまだまだ伸びそう。

人生100年時代、60歳はまだビジネスパーソンとして終着駅ではなく70〜80歳ぐらいまで働く人の割合が相当増えてくると思います。(健康寿命は2016年で男性72歳ですが、75歳まで伸ばそうと厚生労働省が2019年に目標として掲げています)

その時、仕事をまだまだしたいポジティブな人ばかりではなく、年金受給の年齢が70歳以降になった・・老後のお金が十分じゃないから不安・・ということが仕事を続ける結構な理由になる気がします。(こんな記事も→60歳リタイアは非現実的な選択だ

捉え方によっては、健康な国民はずっと働かせよう(税収ゲットだぜ)という国家的戦略がありそうに感じますが、ポジティブに捉えれば60歳からでも15年は健康に働ける人生の時間が持てる未来があるかも、とも。(ただし、自分で仕事が選べるかは重要)

私は今年11月に46歳となるので、60歳までの残り時間は15年を切りました。でも、この時間を本当にしっかりと活用できれば60歳で経済的自由を得て、うまくリタイアする未来が開けるかもしれません。

60歳でクビになる(FIREされる)という受け身の未来ではなく、自らFIREしちゃう(人生の次のステージに向かう)攻めの未来を目指す日々を実践していければと思います。