家計簿母さん

自分の金銭感覚の根っこにはやっぱり育った家庭、それも自分の場合は母親をルーツにしているのだなとあらためて感じたのが今回の帰省での母とのもろもろの会話を通じて。

思い返せば母親がしょっちゅう居間で家計簿をつけていたり、何かしら家計のやりくりの工夫をしているのを横で見て育ったことと、自分の現在の状況とは無縁ではないと思います。

駅前のミスドでオールドファッションが110円。昔は90円ぐらいだった気がします。習い事のスキーに行く時に握り締めた100円を毎回何に使うか本気で迷っていた小学生の頃が懐かしい。

中学までは年齢掛ける100円の月額お小遣い制。高校ではようやく月額5,000円。本や服は欲しい時に別交渉権あり。もう戻れないけど、あれはあれで貴重な日々。。(現在は1日5,000円でも生き延びられるか怪しいけど・・・)

小遣い帳から始まる原体験があるからこそ、今、家計をB/S視点で眺めたり、不動産のキャッシュフロー試算や収支の検証を細かく追いかけたり、死ぬまでの人生の資金繰りを考えることですら楽しめているのではないかと思います。

家計簿父ちゃん誕生の裏には、家計簿母さんあり・・そんなことを、変わらず家計簿をつけている母を見ながら考えました。