ブックオブモルモン〜ミュージカル観劇メモ

2019年最初の観劇活動は、先週ヒューストンで観劇したブックオブモルモンからスタート。2011年にブロードウェイで初演されたトニー賞受賞の大ヒット作品。今回ヒューストンに回ってきた全米ツアー(第2回)で観劇いたしました。

製作には7年もかかったそうですが、開幕からわずか9ヶ月で制作費を回収、そこからも稼ぎ続け今や累計の興行収入は5億ドル越え、トップクラスの興行収入をあげているミュージカル作品の一つ。(→確かに累計回数ではまだまだ新作であることを考えるとトップクラス)

これまで観劇していなかったのは、なんとなくモルモンって、モルモン教でしょ?、、と興味がなかったのとチケットが安くなっていなかったから。でも観てみてびっくりの面白さ、

内容は、モルモン教の若い宣教師2人がウガンダに送られて・・というコメディ。モルモン教を別に知らなくても思いっきり楽しめる内容ですが、僕はそれなりに予習していきました。やっぱり面白いセリフ・・って、英語では完全にキャッチできない場合がありますから。

予想通り幾つか完全に分からない笑いもありましたが、良く練られた筋立て、素晴らしい楽曲に飽きさせない踊りやフォーメーション、そして下ネタも全開のサービス精神に大笑いして大満足。いやぁ、これは流行るわ。。

モルモン教の教義や信念を風刺、というかからかっている部分もありますが、全体としては観劇後にモルモン教ってどんなんだろう・・と思わせる部分あり、モルモン教自身も好意的にとらえているそうな。(本作がヒットすることが新たな布教に・・)

ナブルンギ役のKayla Pecchoniが素敵だったなぁ。今回はオペラグラス越しでしたが、オーケストラ席でかぶりつきでこの娘の笑顔が観てみたい。

今回の観劇は妻の選択で、この米国生活では初めての夫婦での観劇。先日、友人夫婦が観劇に出かける際にお子様達を預かった(→観劇談義)お返しに。夫婦で観劇したことなんて・・2013年のレミゼ@帝劇以来かも。

久しぶりの機会に良い作品と巡りあえてラッキーでした。