スパイスとの出会い

アラフォー料理男子としての最近のトピックスといえば、スパイスとの出会い。なにげなく目にしたネット記事のカレーレシピに触発されたのがきっかけ。(→初めてのバターチキンカレー

これまで、おそらく過去20年ぐらいに渡って何度かスパイスを購入した経験があるのですが(初めては中近東出張のお土産として)、一度も使わずに結局捨てました。理由、、、なんとなく面倒臭いから。(どんな味になるかわからないし)

それが、ヒューストン暮らしですっかりインド料理の美味しさに魅せられ(日本でもわりと美味しいとは思ってましたが・・)、料理ごとの微妙な味の違いも感じるようになり、きっと自分の中での機が熟したのかもしれません。

(インド食材店の門を叩く・・)

これまではスパイスのミックスペーストどまりだったものを、とうとう各スパイスの個別購入。まずは四天王とカレー番長が勧めるクミン、コリアンダー、ターメリックとレッドチリを。その後にカルダモンとクミンシード、ガランマサラも追加購入。

(200グラム分が入るお揃いのビンも買っちゃいました)

幾つかのレシピを参考にしながら、少しずつスパイスとそれ以外のものを増減させながらチキントマト系のカレーを作ること10回あまり。ようやくイメージが掴めてきました。

(脳内で狙う味の再現率が高まってきたのがその証)

先週は妻が一番好きだというスピナッチのカレーとダル(レンズ豆)のカレーにも挑戦。やはり初回ということで完成度はイマイチ。でも挑戦のしがいがあります。

(最初に参考したレシピが淡白な感じだったか)

ベジタブル系は肉由来のダシが出ないことも関係あるのかもしれません。(そこはチーズや油をうまくつかってコクを出すのかも)スパイスを段階的に使って香りを重層的に加えていくのも、足し算の料理のようで面白い。

ただ、単身時の勢いで自分の趣味に偏っていたので、スパイス料理研究は少しペースダウンし、週末に家族が喜んで食べてくれるものを作ることを優先順位の一番にしなくては、、、と反省。