キャッツ〜ミュージカル観劇メモ

先日のブロードウェイ観劇部活動の第三弾、最終幕はキャッツを初観劇。

かれこれ10年ほど前に劇団四季のキャッツを観に行ったことがあるのですが、その時はさほど感銘を受けなかったんです(申し訳有りません。。)。観劇の経験値が少なかったのと、単純に同時期に観た劇団四季のライオンキングやウィキッドと比べて、話が無い!?と感じたからかと。

日本からの出張者をご案内。その方も学生時代にブロードウェイで観て以来だから30年ぶりだなぁ・・何も覚えてないよ、と。ロンドンの初演が1981年、ブロードウェイが1982年、、本当に古典ミュージカル作品ですね。はたして、この数年の観劇部活動がどう働くのか・・

入り口でフィイスペインティングをやってます。うわぁ、上手い!!(きっと本当の美術の方でしょうか)そう、自分もフェイスペインティング見習いです(→新米フェイスペインター

筆運びや、どんな画材を使っているのだろうか、、としばらく見入ってしまいました。(はよう前に進めと促される)

キャッツは、猫達が都会のゴミ捨て場で歌と踊りを繰り広げる、、という群集劇的なものなので、あまりそこに筋や意味を求めてもいけないのだろうと思い、ただ目を見開き目の前の世界を楽しむことに集中してみました。

幕間ではステージ上を解放しており、初めてのブロードウェイのステージデビュー!? 思ったよりも狭いし、少し斜めになってます。よくこんなところで踊れるな・・・

(演じている方々の視点)

気がつけばあっという間。メモリーのメロディーに涙を誘われるのはお約束として、やはりブロードウェイという世界最高峰の舞台だからなのか、単に自分の目が少しばかり肥えたからなのか(10年前より肉体は確実に肥えてます)、10年前の劇団四季の観劇の記憶とは全く違うレベルで楽しめました!

何が楽しかったのでしょう(自問)。

まずは踊り、というかバレエのレベルが高い!そして歌うまい!鍛え抜かれた肉体が舞う姿を目で追いまくり。主に白い猫(Victoria)のお尻と、赤い猫(Bombalurian )の胸を視線の拠点にしたのは言うまでもありません。

そしてその愛くるしい表情と、強い目線、しなやかな動きに虜になったのがSillabubを演じたJessica Cohenさん。もうたまらん・・。本日のベスト猫。

WHO’S WHOによると、これがブロードウェイデビュー。他の殆どのメンバーと同じバレエ出身の人なんですね。(このCATSの前にAn American in Parisの全米ツアーに出ていたというから、ひょっとするとうちの奥様達がヒューストンで観ていたかも。)

いつまであるかわかりませんが、→彼女をインタビューした30分のラジオ番組があったので視聴しちゃいました

(猫じゃなくても美人)

声も可愛く聞こえる、歯切れの良い語り口が更に魅力的。是非、今後の彼女の活躍も応援したいですね。とりあえず、もっと前の席を取ってCATSをまた観に来るか・・・