俺のバケツ

先日、仕事先との雑談でハーフマラソンを走った話になりました。打ち合わせ相手の米人社長が「マラソン出場は俺のバケットリストに随分以前から入っているんだけどなぁ・・」と切り返されて一瞬キョトン。

俺の、バケツ?(聞き間違いか?)

・・ほら、ジャックニコルソンとモーガンフリーマンが主演して映画になったやつでさと聞いて、なるほどあの映画!と納得。

(邦題は「最高の人生の見つけ方」大分と印象が変わりますね)

バケットリスト=死ぬまでにやりたいことリスト、です。なぜ、バケツかというとkick the bucketというイディオムから来ているそうです。首を吊る時に立ってたバケツを蹴る=死ぬ、という意味だそうで(物騒な)、だから日本では棺桶リストなんて呼ばれているんですね。

良いきっかけをもらったので自分の手元のリスト(旧名称:夢100リスト)を読み返してみることに。このリストはKコーチとのワークの中で2015年に整えたもの。

その時は同じ方向の目標でも複数のチェックポイントを目標として全て書き込んでおりました。(例えば、体重72キロ&体脂肪15%に戻ってこれをキープ!というのが最終目標であれば、チェックポイントとして75キロや78キロも途中目標として置いて到達すると斜線を引いていく形で)

しかし、この形ですと最終形のワクワクする形が見え辛いのと全体の目標リストが100どころか200以上に膨れ上がるの、まずばっさり100までに絞り込みをかけることからリストのメンテ(バケツ磨き)をはじめることにしました。

いまも本気でやりたい・・と思っているのかの視点で、、

全体では7つのカテゴリーにグルーピングしているのですが全体のバランスをみたうえで、それぞれのグループ毎に中身を再吟味していきたいと思います。

例えば「■ 84. 長女が幸せに成長する」「■ 86. 次女が幸せに成長する」というだけでは少々漠としすぎているので、一旦は残すとしても、もう少し具体的に彼女達の興味や才能にそった肉付けがいずれ欲しい気がします。「■ 88. 娘達に読書の楽しみを伝える」とか。

こうして家族、娘達の将来に関わることが目標として増えるたびに自分の趣味の夢は削っていくのかもしれません。それも人生。

あとは結構、妻と一緒にやりたいこともあることに気がつきました。今のところ先方は別行動を常に希望されてますが。

My bucket list…という響きがなんだかおかしかったので、「俺のバケツ」と改題して、自分の中でシリーズ化してみます。

マッコリでまったりの利き酒師

週末のHマート巡礼でマッコリまとめ買いからの味比べ。ごくたまに無性に飲みたくなるのがマッコリ(と韓国料理)。

マッコリの主原料はコメですので、日本のどぶろくの仲間と認識しておりましたが、小麦粉を添加したり、コメ以外の穀物を使ったり、甘味料を足す場合などもあることで、日本のコメだけで作るどぶろくとは違うのだと主張する方もいるようです。アルコール度数は違えどコメ由来の未精製のにごり酒という意味で別に同じ分類で良いと思うんですけどね。(純米酒とか、純米マッコリというのは細分化した区分かと)

個人的な好みでは、月梅>JINRO>Bananaでした。

やはりマッコリが実力を発揮するのは食中酒として。特に同じ地元の韓国風焼肉との相性は抜群ではないかと思います。アルコール度数もビール並ですし。

(Hマート製骨つきカルビ、特に骨の周りの筋と肉が好き)

以前韓国ソウルに出張した際にマッコリバーで飲んだプレミアムマッコリの味を懐かしく思い出しました。。他にも同じブランドの生マッコリで、製造から何日目が美味しいか?を検証するために1日きざみで散々飲み比べたり。。(生マッコリは毎日発酵が進んで味が変化するので)

乳酸菌由来の酸味と甘みで爽やかに飲める一方、口当たりの良さゆえ時には飲みすぎる、さらには雑穀成分もあるためか少々翌日に頭痛気味にもなりがちなマッコリ。(それもこれも飲みすぎるからでしょうが)もう少しお酒としての評価が高くても良い気がします。

次回Hマートを訪れる機会があれば今度は生マッコリを買ってみたいと思います。そういえば、カリフォルニア米で作ったにごり酒を時々みかけますがトライしたことがありませんでした。米国の酒蔵で作られた日本酒の私的ランキング整備と併せて今年の課題にしなくては。

2017年もボチボチ進めてみたいと思います利き酒師トレーニング活動@USA。(美味しい日本酒が簡単には手に入らない!?・・ならば他の酒を飲めばいいだろう・・的な感じで)

IKEAからのHマートで連続100ドル越え

妻がシーツを買い替えたいというので久しぶりにIKEAまで。足を伸ばしたといってもわずか車で25分程度の距離ですが。

暮らしに必要な基本家具は既に揃っているので赴任当初のように頻繁にIKEAに足を向ける必要はなくなりましたが、やはりシーツなど生活雑貨関連では選択肢も多く値段もお得な気がします。(ついつい不要なものにまで手が伸びる効果も)この日もなんやかんや買いこんで100ドル。

IKEAからの流れでHマートにも寄りました。昨夏にSEIWAが近所に出来て以来すっかりご無沙汰となってました。本日たまたまそういう時間帯だったのかもしれませんが、以前より客層の韓国率が著しく高まっている気がしました。(日本人顧客の姿は最後まで見当たらず)

我が家はかなり久しぶりのHマートにテンションが上がり、キムチや明太子、定番のサーモン刺身、骨つきカルビに豚バラ肉薄切りなど韓国系食材含めポイポイとカートに放り込んでお会計。

(やはり色々と買いたいものが見つかるHマート)

かるーく100ドル越えの130ドルでした。(そうだろうなとは想定していましたが・・)一応100ドルは食材店での買い物におけるK点と心の中では設定しています。

これがSEIWAだと100ドルを越えることはそうないんですよね。やっぱり野菜、肉や鮮魚のポーションのひとつひとつが小さいのだと思います。(単価がそう違うわけではない。むしろSEIWAは単価は十分高い)

まとめ買いの米国式か、それとも1日分をちょこちょこ買う日本式か、果たしてどちらの買い物スタイルがトータルの食材への出費が抑えられるのか。

2016年の全体の出費のうち最大項目が食費の25%。その中でも食材費が13%(残る12%は外食費)。SEIWAだけ抜き出しているのですが、数字が思ったより伸びません。

Zaimの記録によると、2016年夏のオープン以来わずか1,500ドルしかSEIWAでは使えていません。その他の、Kroger、Sams、Trader’s Joe、H.E.B、Whole Foodsなどで落としているお金の方が何倍も多い計算。それゆえ2017年はできるだけSEIWAで週末の買い物をしながら、食材費がどう動くのかを観察するつもりです。

時間の使い方記録を開始

2017年に掲げたチャレンジは「生産性を高める」こと。(→生産性)とっかかりとして3つ挙げさせてもらいました。

■ 月次目標の採用

■ 働く時間を増やさない(むしろ今より減らす)

■ 時間の見える化

この中の3番目、時間の見える化に、Kコーチの助力を仰いで着手致しました。早速、時間管理の研修で使用しているフォーマットを頂き基本の使い方に従って1週間計測活動を行ってみました。

原則30分単位で、仕事、睡眠、家族、趣味、娯楽、生活、通勤、運動、学習、交際、その他、の11項目に実績を割り振るというもの。(2種類にまたがるものは重複可、1日の時間が24時間以上になってもOK)

仕事については更に細分化し内訳を分類。自分の時間の使い方を見える化することで効率を上げるヒントを探るというもの。これは面白い!

自分の場合、投入している時間が多いのが上に列挙した順。仕事と睡眠が各25%、そこから残る50%が週末の家族との時間、読書などの趣味時間、深夜のゲーム時間の娯楽、、というふうにカウントされました。運動とか学習が少なすぎて恥ずかしい。。

仕組みがわかったので、次は通しで2週間の計測を開始する前に自分流にルール設定を以下カスタマイズ。

まずは仕事、睡眠、それ以外、3種類の時間の割合をKPIとして計測したいと思います。そのために項目のダブルカウントは不可として、2種類の項目がある場合(通勤時の読書=通勤&趣味、通勤&学習)は各々の時間をハーフカウントすることに。総時間がぶれていては比較できないので。(1日はやはり24時間)

次に日々のオフィスへの通勤は生活としてカウント、これで項目数は11から10に。自分の場合は出張が多いのでこの移動時間をどう捉えるかで大きく仕事とそれ以外の時間が変動するのですが、仕事&それ以外のハーフカウントでやってみようと思います。

想定するパターンとしては、仕事&仕事、仕事&趣味、仕事&学習、仕事&娯楽、仕事&睡眠の5つ。(空港や機内、車中でどんな行動を選択するかで変化)

このルールで2週間もう一度記録を行い足元の傾向を見定めたうえで必要な目標設定を考えてみたいと思います。やはり運動と学習の量を継続的に一定量確保することが目標になるでしょうか。家族時間のミニマムライン設定も重要そうです。

なお、しばらく頭の中で寝かせて考えたのち、以下の活動の時間割り振り(意味付け)を定義しました。

■ ブログ=趣味&娯楽

■ 読書=趣味&学習、趣味&娯楽の中から読んだ内容に応じ

■ 映画、ゲーム=娯楽

■ ダンス、ゴルフ=趣味&運動

■ 日経新聞と日経ビジネス=仕事&学習

■ 仕事に必要で勉強すること(語学とか財務会計とか)=学習

■ ジョギング、筋トレ=運動

出張移動中の読書や映画鑑賞の分類が少し変則になりますが、とりあえずやってみます。

(妻がダラーツリーで叩き売られているのを発見し不憫になって購入した我が同胞たち)

最初の1週間の計測結果をKコーチに送ったところ「仕事と睡眠の時間は決して多すぎるとも思えず・・(略)・・思っていた以上に娯楽の時間が多いのに驚きました。決して悪いという意味ではなく。」というコメントを頂き笑ってしまいました。

そう、睡眠やそれ以外の時間を削るほどは仕事してませんし、趣味や娯楽の時間を確実に確保する為には睡眠も取りすぎないようにしています。そんなことが数字を通してモロバレ。

求む!善玉コレステロール

職場でヘルスチェックの機会がありますよ・・と案内が回ってきたので試しに受けてみることに。

Fasting(検査12時間前から食事なし、水のみ)で受けるという条件だったので、血液検査も一応あって空腹時血糖値も測れるんだろうなとは想像ついてました。

検査の流れは、身長と体重を測ってBMIチェック、腹囲をはかってメタボ検診、そして血圧、最後に指の先をチクっと刺して血液を少し採取して簡易な血液検査。全部で15分と凄く手軽。

BMIは24.5ですので引き続き軽肥満手前。

さすが米国基準と思ったのは腹囲。男性は40インチ=102cm以下が標準、女性は35インチ=89cm以下。日本よりも基準は緩いなぁと。自分は86cmだったので、あと6cm減らしたいところ。

今回問題となったのはコレステロール値。過去3年、脂質パートでは全ての数値が標準だったのですが、思わぬ異常値が!

■ 総コレステロール・・122 (標準140〜199)

■ HDL(善玉)コレステロール・・18 (標準40〜119)

■ LDL(悪玉)コレステロール・・88 (標準60〜119)

■ 中性脂肪・・82(標準30〜149)

*単位はmg/dl、標準数値は日本で受けている人間ドックのもの

なんとHDLコレステロールが大幅に標準以下。どこに消えてしまったんだ、我が善玉コレステ軍団・・・。

過去の人間ドック結果から数値推移を遡っても、43→45→47→54→45→44→55・・

確かに標準下限ギリギリで少なめではありましたが、ここまで標準値を割り込むとは。HDLコレステロールが低いことを低HDLコレステロール血症といい、遺伝起因の場合と、生活習慣が成因になることがあるようです。(さらには他の疾病との合併症が理由の場合も、、自分の場合ありそうなのは高血圧かな)

生活習慣とは肥満、食事、運動不足、喫煙・・(喫煙以外は多少は思い当たる)。。このままHDL善玉コレステロールが少ない状況が続くと動脈硬化性疾患のリスクが高まる模様です・・いやだ、いやだ。。

昨年人間ドックの要再検査をきっかけに除去に成功した大腸ポリープ除去の次の健康課題は、善玉コレステロール集め、となりました。(→大腸ポリープが癌化する前にラッキー除去

すごーく地味ですが、運動、魚介・野菜多め、結果としての減量、この3本柱で3ヶ月ほどトライした上で再度血液検査にトライしたいと思います。

それにしても健康ネタが増えると、日々、肉体は老いているのだなぁと実感します。(うまく付き合うしかありません)