サブロー

今まで非公開でしたが、我が家にはペットがいます。
(詳しくは→隠者がやってきた)

そう、オカヤドカリ。(英語名はハーミットクラブ)

でもこの初代はストレスの為か「自切」(not 自殺)の結果還らぬ人に。暫し悲しみに包まれた我が家でしたが、せっかく飼育セットがあるので気を取り直してペットスマートで小さなオカヤドカリ達を再度購入。


(現在では少し大きなケージに3匹が暮らしています)

1匹目の名前はガニちゃん。そして2匹目の名前は、なぜか「サブロー」と長女が命名。

長女がyoutubeでドラえもんを観ていて「天の川鉄道の夜」という話に登場。(でも彼って違う名前だった気がする、、他の藤子作品で、、、)

気になって調べたところ、21エモンのゴンスケでした、そうだ、そうだ。家族の中で誰も共感してくれないと思うので、誰にも伝えてません。


(長女が「サブロー!」と呼びかける姿に萌える父)


(でもこいつはよく見るとガニちゃんです、皆、背負う殻が違う)

3匹目の白い殻に住んでるあいつにも早く名前を付けてやって欲しいと思いつつ普段はおがくずの中に潜る夜行性の彼らを掘り出しては生存確認をしています。

む、これって酔っ払って帰宅して子供達を起こすというダメ親父的行動か。(車通勤で飲めないので、帰宅してからちゃんと飲んでます)

本日も水換えをしながら、3匹を掘り起こして点呼実施。

かわいい・・・

オカヤドカリ、お勧めです。

家飲みの総本山

連日の家飲み。

本日はご近所のKさん宅に家族でお邪魔致しました。


(本日も美味しそうな料理が並んでおります)

ホスピタリティにあふれるKさん。

定期的に、栄養不足に陥る単身の若者や中年をもてなす会を開催されております。

まさに、ヒューストンにおける家飲みの総本山。

自分も単身期間中は、いそいそとおかずをもって駆け付けたりしてました。


(グラタンとか得意なんですよね)

本日は特製の厚切りかぼちゃフライがナパのカベルネと見事にマリアージュ。

(言葉の使い方、果たして合ってるでしょうか??)


(あらま、仲睦まじいことで!)

Tディレクターの番組、早く観たいんですけどぉ、、、。

かれこれ1年ぶりの依頼が今回こそ実現するかと思ったのですが・・無念。

(→前回Tさんとご一緒したのは昨年12月の餃子パーチー)

次回こそ解説つき、裏話つきでのドキュメンタリー鑑賞、楽しみにしております。

ワクワク。

久保田と八海山

久保田と八海山の共通点といえば・・?
そう、答えは新潟のお酒。

本日は久しぶりにN家とK家をお誘いしての家飲みでした。

(男性陣はビール、女性陣はホワイトモヒートでスタート)

(妻お手製のヒジキの煮物が激ウマ)

(あっしは本日も焼き鳥焼き職人)

何か新メニューを出したいと思い2つの新素材に挑戦致しました。1つは新鮮そうな豚の胃をさっと茹でた後にゴマ油と塩で和えてガツ刺し。

もう1つは冷凍の生の豚足を3時間煮込んだ後に炭火で炙って豚足焼き。どちらも、もう少し経験値を積みあげる必要がありそうです。

素材の新鮮度が命の内臓系は肉屋と特別なルートが欲しいかも。でも、そこまで求められていないから次はないかなぁ、、、。

おっと、本日の主演はこちら。

(久保田さんちの萬寿様からの八海山ちの純米吟醸)

老舗の大地酒メーカー2社からの安心の逸品。(安くはないけど安定の味)試しに知らない銘柄に挑戦という買い方ができない田舎ゆえ。

日本では獺祭が街を席巻しているそうですが、無事にモエあたりの位置をとれるかな。なんにせよ日本酒を楽しむ層の厚みがまして、機会が増えるのであれば言うこと無し。

本日のとっておきの肴は冷凍庫に残っていた浜松の鰻の肝。お酒好きのNさん、楽しんで頂けたでしょうか?

(本日の3家族、子供達は別部屋で遊びに夢中)

翌日はお休みですし、子供達をお風呂に入れママズもリラックスムード。メンズはなぜかスリープモード。

(Sさんの絶品フルーツタルトを逆指名、うまし!)

奥様達が子供達の教育の話や、帰国後の学校選びのことで真剣に話をする横で、旦那達は自分のダイエットとゴルフの話。

本日も色々とすっかりジャパンな家飲みでした。

■ 家飲み食堂☆ヒューストン 28宴目

デトロイトの先はカナダ

国内出張でミシガン州はデトロイトに。

以前は空港そばに宿泊しましたが、今回は初めて市内中心部に宿泊。

ホテル向かいがGM本社の立派なビル。

しかし、気のせいというか、やはり寂れた空気には財政破綻都市の切なさを感じます。

リーマン危機後の09年にGM、ついでクライスラーが破綻。

そして2013年7月に1兆8000億円の負債と共に財政破綻を都市として声明。

(夕張の財政破綻なんて、この金額規模からすればカワイイ限り・・)

依然、モーターシティの愛称どおり自動車業界の聖地としての地位は高いものの、

犯罪都市、空き家だらけの貧困地域あり、と聞くと少々盛り下がります。

豪奢なGM本社ビルの72階のレストランからの眺望を楽しみつつも、

なにやら見渡す市街の活気の低さを感じました。(飲食店も中心部には少ない)


(左手はカナダ側)


(こちらは左手が米国側)

カナダと米国の国境を上空から眺めたのですが、全くどちらの岸も遜色無し。

以前、メキシコとの国境で広がる景色の落差に衝撃を受けたのとはえらい違いです。

(→川向こうの人生)

ヒューストンもオイル&ガス業界が石油価格下落と共に苦しい時期を迎えてますが

まだまだこうして他都市と比較すれば活気はあるな、と肌で感じることが出来ました。

どこに行っても最初は同じように感じた米国も、少しずつ違いが分かるように。

これは進歩です。(体重の増加は退化です)

隣人は怪人〜ミュージカル観劇メモ

2週間ほど前のNY出張の夜。NYにて単身赴任中の上司と後輩がいる訳ですから夜は基本あけておきます。

しかしどちらからも「今晩どう?」の声がけは無し。どんなホスピタリティ?ではなく、やった!ラッキー今晩どうしようです。

向かったのはタイムズスクエアのチケット屋。ラストミニッツの券で何か観劇してみようかと思い。


(今晩は、オペラ座の怪人!)

ブロードウェイでも劇団四季でも、なんとなく観る機会のなかった最後の大作。とうとうこの日がやってきました。

きっかけは先月NYでIさんとヴィッレジ巡りでJAZZを楽しんだ際、お住いの隣人が「なんと怪人らしい」というお話。


(オーケストラ席の割に遠いですが、定価の半額ですから良し)

午前中からフラフラしている隣家のおじさんとプールで顔をあわせた際、双方の子供達を遊ばせながら挨拶したそうなんです。

するとなんと「俺、ブロードウェイで怪人やってるんだ、知ってる?」的な。正確にはなんと英語で説明されたのでしょう?ジェームズ・バーバー氏。(→公式サイトもある名優さんです!)

観劇部の部員としては・・ブロードウェイで怪人の主役はってる人!? 過去に美女と野獣の野獣役、レミゼのバルジャンもやってるの!? と大興奮してしまうところですが。。。

ミュージカルをそう観劇しないIさんからすれば、「へー、怪人なんですかぁ。」という淡白な対応だったとか。


(クリスティーナが、なぜか道産子のHさんを思い出させる)

重厚なテーマ曲は脳内でひたすらタンゴ変換・・という想定通りの展開はありながら、切なくも愛おしい見事なストーリーと素晴らしい楽曲に酔いしれたのでした。

しかし感情移入先は明らかにラウルではなく怪人。クリスティーナに、人として男性として一瞬でも受け入れられたことに落涙。

これもひとつのハッピーエンド。