ハーフの恐怖

その恐怖は遡ること3週間ほど前。友人Aさんよりの1通のお誘いメールからはじまりました。

Do, or do not. There is no try.

「今日締め切りの世田谷ハーフマラソンに一緒に申し込んで、レース後に美味しいビールを飲まない?」

主に後半のほうだけ読んで、深く考えずにポチッとやったんです。その後、この大会は大人気で倍率は7~8倍はあると知りました。

そこで気が付いたのが「もし、自分だけ当選した場合はどうなるんだろう・・・」という近未来。Aさんに問い質すと、「その時は全力で応援します。」との涼しい回答。

「罠か・・・・」(T家のルーフバルコニーから息も絶え絶えの沿道の僕を指さして笑う3人の姿が脳裏によぎりました)

既に数年前よりフルマラソンを完走しているAさんと、4月に10キロ走って以来引きこもりの私。流石に洒落ではすまない走力の差がそこにはあります。

という訳で、久しぶりに3キロを1本走り、5キロを1本走り、やむを得ず準備を開始。準備無しでハーフは絶対走れない自信がありますので。

迫り来る恐怖を何とかチャンスに変えて、美味しいビールにつなげなくては。