食料自給率の罠

最近の関心は資源、特に食糧関連だったりします、新しい仕事の影響ですが。というわけで濫読で手にする新書も気がつけば、偏りが。

まずは大御所のご意見を拝聴しつつ、全体観を把握。それにしても資源ナショナリズムの台頭に対する脅威感を煽られる内容です。

ちょっとブレイクしてみましたが・・・(ハズレ) 雑学的な知識は身に付いたけど、体系だった知見は無し。。

!! こ、これは・・・目から鱗落ちました。。

先に読んだ低自給率脅威論と真っ向から対峙する鋭い内容に大興奮。「日本の農業は実は強い産業である」という著者の主張に新鮮味を覚えるのであれば必読です。

批判的な視点をもって本論争を自分なりに吟味して、判断していきたいとの思いを強く致しました。「食糧輸入が途絶えると、7,000万人以上の食糧がなくなる・・・」って言いますが、本当ですか?って視点。

日本は実は世界で第5位の農業大国(GDPベース)!

生産額ベースの食料自給率は66%で先進国の中では第3位 !(41%はカロリーベース) まずはこのあたりの数値から、自分で再検証していかないと。。あとは近所のスーパーで国産品しか買えない場合は、どう困るかは足で検証してみよう。

なお、自分はニンニクだけは中国産のネットに3つ入り100円をじゃんじゃん使用しておりますが、その他の野菜・米については、ほぼ国産品を既に愛好中。

55/200冊