下界もまたよし

名残惜しい天界(ウィンザーホテル洞爺)を離れ一路 室蘭へ。我が弟が約9年を過ごしている街を初めて訪問。

途中、親友のM本君の地元である伊達など通過しましたが、いやー何も見当たらない(笑) 北海道のはずれに行くと、とにかく札幌への一極集中を実感します。もう素直に観光と農業に注力して、本州、周辺国から人を招くのがよいかと。

地球岬

地球岬に立ち寄りました。高さ100メートルをこえる断崖絶壁が13キロも続いているそうです。360度中、270度ぐらい周りに海原が広がっています、、これは確かに絶景だ。

その後、市内はずれの弟が通う某国立工業大学へ、下宿からは徒歩1分の近距離。大学構内にはこ汚い格好した学生達が歩いており、なんとも懐かしい雰囲気。いちおう博士課程の弟の研究室にお邪魔して、お世話になってる教授にもご挨拶。

スマイル 「うちの弟、ちゃんと勉強してますか?」って家族訪問のお約束の質問。

先日、政府機関の公募を通ったので大忙しのようです。どう聞いても兄の労働時間より弟の研究時間の方が長いのですが(笑) 好きなことをやっているんだから、まだまだ頑張りなさい・・ということで。

室蘭のやきとり

室蘭はやきとりが有名だそうです、初めて知りました。やきとり・・と言っても、「豚肉」「たまねぎ」「洋がらし」の独特のスタイル。とり・・じゃないじゃんという突っ込みは置いておいて、これはお酒が進みます。

これは脂肪がつきそうだなぁと思いつつ・・たっぷり頂きました。ジョッキ2杯、熱燗6合でご機嫌な長男は、気持ちよく弟の下宿で爆睡。ふと目が覚めると夜12時・・・夕方5時から飲むと1日が長い?もの。

母を奥の部屋のベッドで寝かせ、居間で弟は座椅子、自分が台所そばに転がる様子を眺め、目の前の光景と昨晩とのギャップに思わず笑いがこみあげて来ました。やっぱり我が家は下界が似合うって。

人生を幅広く楽しむ好奇心と柔軟性、そしてしぶとい生命力、それこそが、父が家族に示したかった自分の生き方だったのではないかと最近思います。せめて残ったメンバーが自分達なりに実践していかないと、です。(なかなか賛同してくれる相方が兄弟に見つかりませんです)