「一万冊プロジェクト」カテゴリーアーカイブ

2024年2月の読書ログ〜一万冊プロジェクト

2024年2月の読書ログです。
昨年は「濫読しない読書戦略」をテーマにした結果は137冊。

ノルマ的なイメージがひょっとすると無意識に負担となって、気になるけど厚目の本を選べていないかもしれず、2024年はさらに量的条件は緩和して「月10冊は読もうよ」を掲げてみます。

すると、1月は13冊。2月は10冊。休日の数などを考慮するといい感じの数字感のようです。最近は読書だけではなく、海外ドラマ鑑賞を通勤帰宅時に導入しているから、読む量は伸びないかも。

2月の読書メーター
読んだ本の数:10
読んだページ数:2,591
ナイス数:78

とんび (角川文庫 し 29-7)とんび (角川文庫 し 29-7)感想
不器用な父の深い愛。和尚が説いた手のひらのくだりはたまりません。出張先で読んでいたので早く家族に会いたくなりました。
読了日:02月07日 著者:重松 清

日本製鉄の転生 巨艦はいかに甦ったか日本製鉄の転生 巨艦はいかに甦ったか感想
多少持ち上げ過ぎのような気はしますが・・しかし、これだけの大企業が変化していく様を自分も目の当たりにしており、実体験を持ってその変化の一端を語れるので、やっぱりこれはリアルな再生物語。でも、まだまだ未来は分かりません。USスチールの買収はどうなるでしょう。
読了日:02月15日 著者:上阪 欣史

50代からの人生戦略 (青春新書インテリジェンス)50代からの人生戦略 (青春新書インテリジェンス)感想
勧められる中の一つ、高校の教科書達を使った学び直しはいつか着手してみたいと思うが、気がつけば60歳は過ぎてしまいそうだとも思う40代後半。
読了日:02月17日 著者:佐藤 優

ハムステッドの路地を歩けば: 節約しながら優雅に過ごすロンドン (単行本)ハムステッドの路地を歩けば: 節約しながら優雅に過ごすロンドン (単行本)感想
ロンドン郊外のハムステッドの暮らし、あれこれ。
読了日:02月20日 著者:井形 慶子

逆ソクラテス (集英社文庫)逆ソクラテス (集英社文庫)感想
子供達が主人公の短編集。いつもの伊坂ワールドで少しずつのつながりがあるのも嬉しい。あの子はその後どんな人生を送っているのかなと気になる読後感はさすが。
読了日:02月21日 著者:伊坂 幸太郎

イギリスで貴族気分イギリスで貴族気分感想
一時代前の少し優雅なロンドン滞在エッセー。
読了日:02月22日 著者:岩渕 潤子

仕事ができる人が見えないところで必ずしていること仕事ができる人が見えないところで必ずしていること感想
8年前の出版本の再編集とのことですが、内容は決して古くありません。あちこちと共感する内容が多く、また、言葉の選び方、リフレーズの仕方がとても上手で、沢山の学びとなりました。良ビジネス本です。
読了日:02月23日 著者:安達 裕哉

推し活経済 新しいマーケティングのかたち推し活経済 新しいマーケティングのかたち感想
推しとファンの違いを言語化出来ただけでも収穫となりました。ところどころ読みづらい構成であったり、ビジネスと推し活を絡める考察の部分では浅さを感じましたが、著者は現役大学生ということで、むしろ恐れ入りました。
読了日:02月24日 著者:瀬町 奈々美

人生が整うマウンティング大全人生が整うマウンティング大全感想
まさにマウンティングリテラシーが高まる一冊です。自分も無自覚にマウント発信をしていたわ・・とニヤニヤしながら読んでしまいました。大体が読書メーターという形で読書ログを残していることですら読書マウンティングですし。そうした恥ずかしい自分という存在を自覚して生きていく・・マウントフルネス?に至るきっかけになるかもしれません。新しい視点、切り口を楽しみました。
読了日:02月25日 著者:マウンティングポリス

経済評論家の父から息子への手紙: お金と人生と幸せについて経済評論家の父から息子への手紙: お金と人生と幸せについて感想
経済評論家山崎元さんの遺作。これまでの著作やネット記事もほぼ読んできているのでサプライズはないが、父親から息子への愛情溢れる目線も垣間見えて胸が熱くなる。投資がオルカン一本ではつまらない気も個人的にはするが、人生の処方箋としては色々なヒントが含まれており今後お勧めの一冊として残っていくのではないかと思う。
読了日:02月29日 著者:山崎 元

30歳から死ぬまでに、年200冊前後のペースで累計一万冊ぐらい好きな本を読んで楽しめたらいいな・・という願望を「一万冊プロジェクト」と銘打ってみました。

これまでの約20年で3千冊ですので、ちょっとペースは遅れ気味ですが、仕事に時間が取られる世代でもあり、やむなし。そのうち暇になってくれば図書館通いが大きな楽しみになると勝手に目論んでおります。

■ 10冊(2024年2月)
■ 23冊(2024年〜)
■ 3,071冊(30〜49歳)
2021年から→読書メーターにもログ中

月10冊をノルマとする2024年〜一万冊プロジェクト

2024年、趣味の読書は、月10冊をノルマとしてみます。

昨年、→2023年は濫読しない読書戦略をテーマにしてみました。その結果が・・年間で137冊。

2021年、2022年と、年間200冊という読書量の目標に縛られていたので、これを緩めてみました。

2024年は、さらに量の目標は緩めるのですが、少しペースには縛りをつけてみて、「月10冊は読もうよ」(別についついそれ以上読んでしまうのも止めない)ということにしてみます。

私の場合、読書、ゲーム、動画視聴(Youtubeや海外ドラマ)が完全にトレードオフで、限られたパイ(時間)を食い合っています。あ、たまの独学の時間や、このブログ更新も同じく。

情報ソースとして引き続き読書は有用であるものの、少し本との距離感は仕切り直しても良いかもと模索中です。勿論、良い本を読みたい、吸収したい、古典など含め、というのが基本。

一方、雑誌なども、頭を柔らかくして取り入れてもみたい。先日サブスクしてみました楽天マガジン、普通に楽しいですね。
活字の本は、月10冊をノルマにして2024年はやってみます!

あ、2023年12月の読書ログも貼っておきます。

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12月の読書メーター
読んだ本の数:9
読んだページ数:2,708
ナイス数:39

おもかげ (講談社文庫)おもかげ (講談社文庫)感想
安定の浅田節に泣かせられる。でも、ここは地下鉄の中。ぐっと堪えようとしてポトリと落ちる涙。周りから見たら、引くわぁ。。。地下鉄に乗ってを読んだのは何十年も前だけど、どんな内容だったか、また読み返してみたい。
読了日:12月13日 著者:浅田 次郎

僕たちのカラフルな毎日 ~弁護士夫夫の波瀾万丈奮闘記~僕たちのカラフルな毎日 ~弁護士夫夫の波瀾万丈奮闘記~感想
大阪の弁護士夫夫、同性婚なお二人の出会いから現在までの暮らしを綴ったエッセー。身近にそういう方もいないし、そういうものなのかーと学びや気づきとなりました。お二人は良い出会いだったんだなとしみじみ思いました。
読了日:12月15日 著者:南 和行,吉田 昌史

銀河英雄伝説 1 黎明篇 (マッグガーデン・ノベルズ)銀河英雄伝説 1 黎明篇 (マッグガーデン・ノベルズ)感想
30年ぶりに再読。今読んでも色褪せないところが凄い。そして、細かいところ、やはり忘れているので新鮮。
読了日:12月18日 著者:田中 芳樹

銀河英雄伝説 2 野望篇 (マッグガーデン・ノベルズ)銀河英雄伝説 2 野望篇 (マッグガーデン・ノベルズ)感想
30年ぶりに再読中。いいやつは長生きしないのが切ない。
読了日:12月23日 著者:田中 芳樹

銀河英雄伝説 3 雌伏篇 (マッグガーデン・ノベルズ)銀河英雄伝説 3 雌伏篇 (マッグガーデン・ノベルズ)感想
30年ぶりに再読中。要塞対要塞というのは凄い発想だなぁと感服したことを思い出しました。ユリアンの初陣も熱い。
読了日:12月27日 著者:田中 芳樹

銀河英雄伝説 4 策謀篇 (マッグガーデン・ノベルズ)銀河英雄伝説 4 策謀篇 (マッグガーデン・ノベルズ)感想
30年ぶりに再読中。それにしても、銀河帝国正統政府の皆様の不憫なことといったら。。
読了日:12月29日 著者:田中 芳樹

「お金の増やし方のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。「お金の増やし方のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。感想
目新しいことは一つもありませんが、こうして並べてもらえると、どこが出来ていて、どこはあまり出来ていないのか、という点検、復習になります。そしてこの著者お二人で似たようなシリーズを何冊か出しているのが面白いとも思いました。多くのビジネス書が独自のものではなく、複数の著作の編集の結果であることとも同じですが。
読了日:12月29日 著者:藤吉 豊,小川 真理子

いつも「話が浅い」人、なぜか「話が深い」人: 「あの人は深い」と言われる話し方 (詩想社新書, 38)いつも「話が浅い」人、なぜか「話が深い」人: 「あの人は深い」と言われる話し方 (詩想社新書, 38)感想
深みって自ら求めて出せるものなのかなと思いつつ、さすが斉藤先生、具体的に本質的にが実践できている気がします。新書だから、どうしても軽く(浅く?)な語り口ではありますが、意味なく難解にするよりはよほど実践的。教養はひけらかすものではなく、こぼれ落ちるもの。まずはもっと注ぎ込まないと、、、
読了日:12月29日 著者:齋藤孝

99%が知らない「行動」を科学する「なまけもの」のやる気スイッチ99%が知らない「行動」を科学する「なまけもの」のやる気スイッチ感想
いきなりの「お腹を空かせてみる」に思わず苦笑。確かに、お腹がいっぱいだとやる気が出ないですね。心理学の観点で、どう行動すれば、どのように気持ちが動くのか、楽しい気付きが沢山有りました。
読了日:12月30日 著者:内藤 誼人
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先月は9冊しか読めなかったから、月10冊をノルマにしてみよか・・という訳ではないですが。

高校〜大学生の頃に読んで大変に面白かった記憶のある銀河英雄伝説を再読開始しました。

■ 9冊(2023年12月)
■ 137冊(2023年)
■ 3,048冊(30〜49歳)

2023年11月の読書ログ

2023年11月の読書ログ。

今年は濫読は志向しないと決めつつ、これまで積み上げた習慣に引き摺られての読書。(→濫読しない読書戦略2023

少しペースを見直して今年から月10冊程度(余裕があれば10冊以上)としています。

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11月の読書メーター
読んだ本の数:17
読んだページ数:4,572
ナイス数:80

無人島に生きる十六人 (新潮文庫)無人島に生きる十六人 (新潮文庫)感想
明治の頃の漂流ドキュメントな冒険譚。素晴らしいリーダーとフォロワーたちが堂々と無人島で生きた日本男児達の姿に心を打たれました。4つの約束、私自身も守りたい。
読了日:11月03日 著者:須川 邦彦

心心 東京の星、上海の月心心 東京の星、上海の月感想
声優を目指す若者達のコツコツ下積み話で終わらずに色々巻き込んだ冒険活劇に代わっていくのが映画的というかアニメを意識した小説展開。心心が魅力的で最後まで楽しく読めましたが、陽児に簡単にハッピーエンドは訪れないかもなぁ、とも思ったり。
読了日:11月11日 著者:石田 衣良

底辺駐在員がアメリカで学んだ ギリギリ消耗しない生き方底辺駐在員がアメリカで学んだ ギリギリ消耗しない生き方感想
好きなYoutuber殿の初著作を応援購入です。動画制作に至るまでの人生の一端や、米国駐在生活に至るまでの背景も伺えて、ますます今後の動画更新が楽しみになりました。これも動画から活字へのメディアミックス、というのかしら。
読了日:11月11日 著者:US生活&旅行

十五少年漂流記 (新潮モダン・クラシックス)十五少年漂流記 (新潮モダン・クラシックス)感想
椎名さん父娘の翻訳版を初読み。何度目かの再読なんでしょうが、数十年ぶりかも。規律、熱意に勇気。英国人が多数を占める中に、フランス人と米国人の少年達が存在感を出す人間模様は当時の国際情勢を意識したものかも、なんて考えるのも今読み直したから。しかし、この無人島はちょっと素晴らしすぎる。。
読了日:11月12日 著者:ジュール ヴェルヌ

「定年後」のつくり方 〜50代から始める「自走人生」のすすめ (廣済堂新書)「定年後」のつくり方 〜50代から始める「自走人生」のすすめ (廣済堂新書)感想
自分の居場所は自分で作る。人生にレールが敷かれているわけではなく、自分で走りたいところに向かって、自走する。60歳になってからでは遅いというのはその通りでしょうね。
読了日:11月12日 著者:得丸英司

仕事で「ミスをしない人」と「ミスをする人」の習慣 (Asuka business & language book)仕事で「ミスをしない人」と「ミスをする人」の習慣 (Asuka business & language book)感想
あまり期待せずに読み始めたのだが、ポイントはついていると思いました。問題は、ミスをする人はこうしたビジネス書は手に取らない気がすること。
読了日:11月13日 著者:藤井 美保代

瞬時に「言語化できる人」が、うまくいく。瞬時に「言語化できる人」が、うまくいく。感想
確かに、普段、どう言うかに意識が向きがちですが、それ以前に(上流工程に)何を言うかがある訳で、ここを磨くと言うのは非常にメイクセンス。エクササイズのお題がなぁ・・と思っていたら、巻末に沢山サンプルがあって、ここらから瞬時訓練を開始してみるのも面白いと思いました。
読了日:11月13日 著者:荒木俊哉

どうせ死ぬんだから 好きなことだけやって寿命を使いきるどうせ死ぬんだから 好きなことだけやって寿命を使いきる感想
全てはタイトルに凝縮されておりますが、気持ちよく読み終えて目の前が明るくなりました。75歳の母親にも送りました。古くは「数学は暗記だ」から長らくお世話になっております和田先生。受験から老後まで。
読了日:11月13日 著者:和田秀樹

定年までに考えておくこと―プレシニアという新しい生き方 (扶桑社新書)定年までに考えておくこと―プレシニアという新しい生き方 (扶桑社新書)感想
15年ほど前の新書なので参考程度にと。月10万円で良いから自分の力で稼ぐ、そのタネを仕込む、というのは具体的なだけに響きました。
読了日:11月13日 著者:公平 良三

大名倒産 上大名倒産 上感想
久しぶりの浅田次郎先生。毎度期待を裏切らず、笑わされ、泣かされ、、の人情噺。お殿様には感情移入出来ないかと思いましたが、まさかの苦労人。人物設定がどれもエッジが効きすぎて堪りません。手が止まらずに下巻へ続く。
読了日:11月15日 著者:浅田 次郎

大名倒産 下大名倒産 下感想
泰平の世で積もりに積もった借金が25万両、年の利息が3万両で、歳入は1万両、これはもう大名倒産しかない、、。という絶体絶命から足掻く人間達を見守る神様達。これぞエンターテイメントだと思いました。小池越中守が素敵。
読了日:11月18日 著者:浅田 次郎

定年前にはじめる生前整理 人生後半が変わる4ステップ (講談社+α新書)定年前にはじめる生前整理 人生後半が変わる4ステップ (講談社+α新書)感想
図書館本。片付け問題、モノとどう向き合うかは結構な人生の課題だと思います。とりあえず自分が管理するモノだけでも身軽にしていこう。
読了日:11月19日 著者:古堅 純子

100歳までの作法と“お金”―「逆算の人生設計」してみませんか?100歳までの作法と“お金”―「逆算の人生設計」してみませんか?感想
図書館本。2009年刊行と思えば、人生100年時代を早々と掴んでいたのかも。内容はありきたりながら、ストックよりもフロー、生涯賃貸という選択肢もありなど、なかなか自分にとっても納得出来る整理も多く、自己点検的に読了。
読了日:11月19日 著者:紀平 正幸

好きなことしか本気になれない。 人生100年時代のサバイバル仕事術好きなことしか本気になれない。 人生100年時代のサバイバル仕事術感想
自分の人生は自分で決めて、切り開いていくしかないんじゃない?というメッセージとして受け取りました。それが辛い、大変、という人もいるんだろうけど。セルフリーダーシップについて刺激を求める方には熱い良書。
読了日:11月20日 著者:南 章行

燃ゆるとき (角川文庫)燃ゆるとき (角川文庫)感想
たまには楽しい経済小説。小説と思いつつ東洋水産や日清食品への見方が変わってしまう。商社マンも嫌な奴ばっかりですし。。それにしても経営者とは孤独で大変。
読了日:11月21日 著者:高杉 良

2週間で人生を取り戻す! 勝間式汚部屋脱出プログラム2週間で人生を取り戻す! 勝間式汚部屋脱出プログラム感想
図書館本。語り口がロジカルなので響きます。やはり逐次処理の大切さがキモな気がします。
読了日:11月23日 著者:勝間 和代

偶然を生きる (角川新書)偶然を生きる (角川新書)感想
図書館本。何を言いたいのか、分かるような、さっぱり分からないような、個人的な思考の海に飛び込んだ気持ちとなる新書。所々では、なるほど!と思う部分もあったりするんですが。
読了日:11月24日 著者:冲方 丁

10月より図書館習慣を再開しました、足元には積読本もなくなったのでスッキリです。紙の本については本棚1つに限定する総量管理は継続です。

最近ご無沙汰だったお気に入り著者の追っかけ読み、まずは浅田次郎さんと石田衣良さんから。だいぶ既刊は浚えてきました、あと一息かも。さて、次は何を(誰を)読もう。

■ 17冊(2023年11月)
■ 128冊(2023年)
■ 3,039冊(30〜49歳)

一万冊プロジェクトをレビュー(2023年11月)

引っ越しもひと段落つきましたので図書館利用を再開。同じ区内ですが、利用する図書館も変わり、以前より近くなって嬉しい。

(開放的で広いレイアウト、入館前からテンション上がります)

図書館を利用することは支出の最適化にも一役買いますし(→図書館習慣2023)、家の本の総量を固定することでの断捨離効果も。我が家は活字の本で本棚一つ、漫画で本棚一つ、で固定。

長女が漫画や本を買うようになったので、少しずつスペースを押しやられつつ、本当に残したいものだけを残す入れ替え戦を継続実施中です。ブックオフには定期的に通って放出しつつ。

流行りのビジネス書はブックオフで一度眺めてから、面白そうだったら買うことにしています。以前はAmazonでポイポイ買ってましたが、、結果、積読本の山が増えてしまうので。

小説は発売から1年ほどたてば図書館で待たずに借りれるので、もう基本はそちらでも良いかな、、と。そもそも、追っかけしているお気に入りの著者の皆さんの新作を全部読めてない。

今回は石田衣良先生と浅田次郎先生の未読本をチェックする予定です。あとはシーナ先生がお勧めの漂流記などを。

読後に感想を読書メーターに残すことで、2021年からの詳細な読書履歴も残せるようになったのは、記録好きとしては嬉しい。

30歳から残る人生で一万冊を読んでやろうという一万冊プロジェクトをライフワークの一つとして継続しています。(→一万冊プロジェクト)ここまで18年で約3,000冊。

単純に1年200冊ペースで読んで、ようやく50年で10,000冊ですのでペースはやや遅れ気味。現役ビジネスパーソン時代は可処分時間も少ないので、後半に偏るのは織り込み済みです。

晴耕雨読ならぬ、昼はちょっと仕事したり踊ったりして、朝や夜は本を読むような暮らしを60代後半以降の楽しみに。今は出来ることを優先です。

2023年10月の読書ログ

2023年10月の読書ログ。

今年は濫読を志向しないと決めつつ、これまで積み上げた習慣に引き摺られての読書。(→濫読しない読書戦略2023

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10月の読書メーター
読んだ本の数:10
読んだページ数:2,535
ナイス数:73

パスタぎらい (新潮新書)パスタぎらい (新潮新書)感想
ヤマザキマリさん追っかけ読み。食事と風呂は人生における二大至福要素、という言葉もこの方が言うとなんだか重みがある。イタリアから帰国して温泉&美食レポーターやりながら、後年あの風呂漫画を繰り出した訳だから、大したもの。
読了日:10月01日 著者:ヤマザキマリ

HIGH OUTPUT MANAGEMENT(ハイアウトプット マネジメント) 人を育て、成果を最大にするマネジメントHIGH OUTPUT MANAGEMENT(ハイアウトプット マネジメント) 人を育て、成果を最大にするマネジメント感想
ビジネス書としては古典だが、40年前に書かれたものでも人に対する本質的な洞察は鋭い。中間管理職としての時間を積んできただけに感じ入るところが幾つかあった。一方で「インテル 世界で最も重要な会社の産業史」を先に読んだので、若干著者には先入観も持って読んでしまった気がします。
読了日:10月02日 著者:アンドリュー・S・グローブ

漂流者は何を食べていたか (新潮選書)漂流者は何を食べていたか (新潮選書)感想
シーナさん追っかけ読み。漂流は全くしたくないけど、サバイバルな食べ物事情には以前から興味あります。漂流系、冒険系、未読のもの達を改めて読んでみようか、、、。
読了日:10月03日 著者:椎名 誠

弾丸メシ弾丸メシ感想
小説とエッセイって全然違う表現を通じて著者の姿を感じるのは面白いなと感じました。堂場さんについては、私はお得意の警察小説を楽しむところで満腹かな、、と。
読了日:10月04日 著者:堂場 瞬一

最後の冒険家最後の冒険家感想
熱気球で太平洋横断に挑んで行方不明となった神田道夫さんを追いかけたノンフィクション。著者の石川さんご自身が一度冒険行に同行されているので迫力満点。冒険心を抱き、普段は公務員として働いているような人がいた、まだいるかもしれない、と思うだけで、日々の景色が変わってくる。
読了日:10月05日 著者:石川 直樹

パパは脳研究者 子どもを育てる脳科学パパは脳研究者 子どもを育てる脳科学感想
脳の働きって面白い。記憶を司どる海馬の話なんかの本を以前夢中で読んだことを思い出す池谷裕二さん。頭の良い方が最先端の研究内容を平易に説明できるというのは凄く稀有な才能なんじゃないかと感じます。
読了日:10月06日 著者:池谷 裕二

カレーライス進化論 (イースト新書Q)カレーライス進化論 (イースト新書Q)感想
カレーについて盛りだくさんな水野さんの著作。カレースターなんて称号もお持ちでしたか。昨年より神田カレーマイスターのはしくれとなりましたので、ちょっと蘊蓄も補充。読後はやっぱりカレーを食べにいきたくなります。
読了日:10月07日 著者:水野仁輔

一生、片づく家になる!一生、片づく家になる!感想
賃貸住まいの自分には作り付け収納などは縁遠い話。でも、散らからない暮らしはしてみたいとは思う。
読了日:10月08日 著者:水越 美枝子

ペットショップ無惨 池袋ウエストゲートパークXVIIIペットショップ無惨 池袋ウエストゲートパークXVIII感想
久しぶりのIWGP巡回。ペットショップは闇が深いなと改めて。。それにしても、世相を物語として紡ぎ出すスキルはさすが。世界は変わり続けるのに、マコトとキングはあまり変わらないところも良い。
読了日:10月09日 著者:石田 衣良

禁猟区禁猟区感想
誰にも共感せず、感情移入が出来ない自分が、割と健全なのかもしれないと感じた。小説読む時ぐらいワクワクしても許される気がするが、そうも出来ない世界で生きているのか。
読了日:10月10日 著者:石田 衣良

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9月末の引っ越しも落ち着いたので図書館で本を借りることを解禁しました。著者の追っかけ読みと、目についたものを借りることの組み合わせで当面は濫読してみます。

沢山読むことを目的にはしないけど、月に10冊読む、ぐらいは生涯の習慣にしても良いかもしれない。ということは、当面は年間120冊ペースですかね。

■ 10冊(2023年10月)
■ 111冊(2023年)
■ 3,022冊(30〜48歳)