「学問のスズメ」カテゴリーアーカイブ

歴史からも学ぶ

ドイツ統一の立役者、鉄血宰相の異名で知られるオットー・フォン・ビスマルクが残したとされる言葉。

■ 愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ

実際に彼が語ったとされる言葉は、「愚者だけが自分の経験から学ぶと信じている。私はむしろ、最初から自分の誤りを避けるため、他人の経験から学ぶのを好む。」という説もあり。

これを自分なりに咀嚼すると、「自己の経験からの学びだけには拘らず、積極的に歴史(=他者の経験)からも学ぶ。」ということかなと思います。

自分だけで全ての経験が出来ないことは明らかですので。

歴史は以前から自分の学び系の重要テーマではありましたが、2017年は自分のサイクルの中にうまく織り込んでいきたいと思います。そのきっかけとして、3月の月次目標をセット。

■ 歴史本を5冊読む

歴史本の定義が少々曖昧ですが、時代小説は今回は含まず、ただしビジネス本的なものはあり、ということにします。

口開けの一冊は長らく背表紙を眺めつつ手に取れなかったこれかな。文庫分も出揃って携帯しやすくなりましたし。

 

(全43冊・・・相当ありますね)

早速ハードカバーの1巻目、文庫本の1-2巻にあたる「ローマ人の物語1 ローマは一日してならず」を読了。全くもって1日では読めず、何日もかかりました。(物凄い情報量)

ギリシャのアテネとスパルタの異なるアプローチ、ローマにして試行錯誤でたどり着いた共和制のかたち。重厚な絵巻物のような、当時の社会を伺い知る解説書のような組み立て。戦争のシーンの脳内映像は「300」。

300といえば、ちゃんと軍事国家スパルタのダレイアス王が300名の精鋭と共に死兵となって散り、ギリシア全土をペルシアの侵略に対して立ち上がらせたエピソードも本書で触れられており痺れました。

 

歴史からも学ぶ、今年はこれでいってみます。

学士入学

2016年1月の日経新聞は、小椋佳さんの私の履歴書が面白い。

銀行員とシンガーソングライターの二足のわらじをはかれた方、あとは顔が浮かぶぐらい、シクラメンのかほり?の認識でしたが、読めば読むほど舌をまいたのが銀行員として立派な成果。

米国留学もされ、50歳を前にして銀行を離れる決断をするまで、デリバティブの開発や、MOF担、その後も浜松支店長をつとめられるなどどこからどうみても見事なエリート行員。

個人的に注目したのは東大一年生でボート部に拉致連行される前の1ヶ月ほどダンス部にも出入りされていたという下り。きっと多くの元学連ダンサー達がこの部分で色めき立ったことでしょう。

そんな小椋佳さんが銀行を辞められ、50歳で東大へ学士再入学。まず法学部の3年生となり、あんまり夢中になって1年で単位満了で卒業させられてしまい、再度文学部に学士入学し哲学を勉強。大学院修士までとってしまうという凄さ。(年間50回コンサート、50曲を作りつつ・・・天才や)

勉強が好きか?というとよくわかりませんが、あんまり毎日踊ってばっかりいたので、心ゆくまで大学生として勉強してみたかったという思いが自分にもあることに気がつきました。(ビジネススクールとかMBAとかとは、ちょっと違う方向)

思わず北海道大学の学士入学試験要項を熟読してしまいました。英語は問題ないでしょうから、文系であれば、ちょっと勉強すれば受かりそう。札幌市内で妻と二人で学生生活。ダメかしら。

70歳までは働こうと思いつつも、ちょっと妄想です。

人生を面白くする本物の教養

ライフネットの出口会長の新書、売れているみたいです。

自分は勿論、教養のある人になりたい願望は多くの人にあるのでしょう。

人生を面白くする 本物の教養 (幻冬舎新書)/幻冬舎
¥864
Amazon.co.jp

仕事や読書、歴史など、どの著作も一貫した信念が感じられます。

数年前に講演でお話を伺って以来、すっかりライフネットのファンですし。

(定期生命保険も勿論入ってますし、ついには株も買ってしまいました)

やはり、自分の頭で考えられること、そして自ら行動すること、というのは

自分の人生の重要なテーマだなと考えさせられます。

考えるためにはある程度の知識が材料として必要。(浅いだけではなく相応の深さも)

日本の企業幹部は世界比較で圧倒的に低学歴、低教養とバッサリ。

さっぱり、タテとヨコの広がり、深さが足りない自分の40年を省みつつ、

まだまだ35年ぐらいある日々を充実させるための手を打ちたいな、と。

足元含めて、幾つか取り組みのヒントを頂きました。


(黙想中のうちの地蔵)

最終的には、衣食住に困らない程度に稼げて、大事な家族と、何でも語り合える

友人が何人かいれば、人生は素晴らしいといえる、という見解にも激しく同意。

教養とはツール、人生を面白くするためのツールだという出口節を胸に刻みつけ、

まずは、そこそこの教養人を目指して、リテラシーを強化したいと思います。

■ 169冊(2015年)

18年前の通信簿

まだまだ先行き不透明ですが、CPA受験の下準備として、卒業した北の果て大学から成績証明書を取り寄せました。

必要なのは英文版ですが、ついでなので日本語版も。


(初めて見たかも・・・)

大学が大好きでしたので、学部卒にも関わらず4年ではなく5年通いました。言い方を変えますと、そのような状況を「留年」と呼ぶ場合もあります。

なにしろ1年目は週4日、2-4年目は週7日の部活&個人練習を実践する部活でしたのでそれなりに学業にもしわ寄せがありました。(今思えば言い訳ですが)

幸いに実験などを理由とした強制拘束がない文系長屋の住人でしたので、少々のビハインドも試験前の一夜漬けと要領の良さで切り抜けたような。

というわけで、大学での通算成績をメモ。

■ 優・・26(52%)

■ 良・・15(30%)

■ 可・・9(18%)

でも、これでは相対的な学部内での順位など全くもって不明。最近では秀というのが優より上に登場して、WEB上で分布を科目別に見れる模様。

少なくとも全部優を揃えるような上位組からは遠いところにいたのは事実。多分、真ん中のボリュームゾーンの中では少々上、ぐらいでしょうか。

昔の移行点の計算方法でいけば、1.67。(優 2.0点、良 1.5点、可 1.0点で計算) たしか教養から学部移行時点(2年終了時点)での成績は1.81とかだったので、学部で成績落ちてます。(その昔、1993年入学者は文Ⅰとか文Ⅱとかのくくりでした)

英語や仏語で可をくらってるのを眺めて、当時は語学に興味がなかったなぁと懐古。語学を社会人になって克服できたのは、まさに環境のなせるわざです。


(英語で可をつけたのは部活の顧問!)

ダンスは褒めてくれましたが、英語で褒められたことは一度もありませんでした。N先生、そんな私が米国で働いています。(裏で北の国からのテーマ)

小説から学ぶ経済

日経新聞は毎日眺めているものの、少々インプットの質が落ちている気が。

そもそも受け側の問題意識や、基礎知識が足りていないことが問題か。


(「ちゃんと勉強しろよ、40歳」)

日経TEST 公式練習問題集/日本経済新聞出版社
¥1,620
Amazon.co.jp

赴任前にちょっと興味があって買ってあった問題集を解いてみる。

どのぐらい新聞を全方位で読めているかの確認がてら。

すると企業の経営戦略や雑学的な知識、知恵を応用する系の問題は解けるものの、

金利や債権の動き、市況商品の動きなどの金融系への理解が弱いことに気付く。

そう言われると広い意味での為替や市況の上がり下がりを追う訓練もしてなければ

資金調達とかもしたことないしなぁ。

という訳で、ちょっと新聞記事の行間を埋める知識補完として

経済小説的なものを読み進めてみようかと。(警察小説ではイカン)

まずは既にデビューからの3作品を読了済みで安心の黒木亮さんから。

(発刊順ではないけど、タイトルから選ぶ感じで)

トリプルA 小説 格付会社 上 (幻冬舎文庫)/幻冬舎
¥741
Amazon.co.jp

トリプルA 小説 格付会社 下 (幻冬舎文庫)/幻冬舎
¥741
Amazon.co.jp

カラ売り屋 (講談社文庫)/講談社
¥782
Amazon.co.jp

リストラ屋/講談社
¥1,728
Amazon.co.jp

黒木さんは都銀を皮切りに海外留学から英国勤務、ロンドンの証券会社をへて、

三菱商事ロンドン支店でプロジェクト金融部長として腕を振るわれた方。

緻密な取材を基にリアルなビジネス現場の雰囲気も感じさせる筆運び。

しっくり来る感じですので暫く過去作品を読ませて頂こうかと。

漠然とした理解であった格付け会社の実態、ヘッジファンドの中でも空売り屋と

呼ばれるビジネスのスタイルの意味、企業再建の手法について理解が深まった気が。

(小説を読んでいるだけともいえますが、経済を学んでいるとも)

■ 84冊 (2015年)

通勤時間プラスちょっとの英語

NHKラジオ講座「まいにちスペイン語」に併せマイページに番組登録したのが、英語学習者の定番のこちら。

NHKラジオ実践ビジネス英語 2015年 04 月号 [雑誌]/NHK出版
¥432
Amazon.co.jp

■ 実践ビジネス英語

試しにストリーミングで数日分を聞いてみたのですが、おや、以前はさっぱり歯がたたないイメージだったけど、結構内容は聞こえてくる。(一応、NHK英語講座の中では最上級レベルの難易度)

少なくとも日々の中でこんな分かり易い発音や綺麗な文法の人はいません。仕事で使える語彙も増やしたいので、これはいいかも。

通勤の車中はUMANO使って英語のトピックスやニュースを流してます。(→UMANO)

通勤時間が毎日40分として、プラスちょっとの15分をラジオ講座でオン。これを継続することで英語のブラッシュアップをはかってみます。


(君は日本語から練習ですね)

もうすぐ4歳になる長女も、1歳になる次女も、課題はまずは日本語。でも、お父さんは英語、そして次はスペイン語。

各自がそれぞれの課題を抱える我が家です。

英語プラスワン

日経記事の、名古屋外国語大学学長さんの指摘に納得。
未来のグローバル人材について。


(頼んだぞ)

曰く、大学における最もベーシックな学びとして

■ 英語

■ もう一つの外国語による意思疎通力

■ 世界の政治やアートについて語れる教養力

■ 言語や文化を異にする世界の人々への共感力

なるほど、シンプルで分かり易いご主張。

国際語である英語の地位が上がるほど、相対的に多言語の希少性も増していく。すると英語をしゃべることができるのは当たり前で、第二外国語の選択が重要に。

世界の言語別使用人口という表が添えてあり、これを見ると進むべき道が明確。

1位 中国語    10億7500万人
2位 英語     5億1400万人
3位 ヒンディー語 4億9600万人
4位 スペイン語  4億2500万人
5位 ロシア語   2億7500万人
以下、アラビア語、ベンガル語、ポルトガル語、インドネシア語、フランス語。

中国は中華が食べられれば満足、インドには好んで行きたくない。つまり自分が学ぶべき第二外国語はスペイン語。

既にヒューストン人口の4割近くがヒスパニック系と知った時から覚悟してましたがやはり残る4年間で英語は鍛えつつ、スペイン語学習を始動させます。

とりあえず、自宅にて初歩の初歩からなぞれるということで、まずはここから。

NHKラジオまいにちスペイン語 2015年 04 月号 [雑誌]/NHK出版
¥432
Amazon.co.jp

Hasta Manana。

混沌とする世界

断固許せない結果となってしまったISIL人質事件に憤る。

国家としての日本はテロには屈しないという姿勢を示すことが出来ただろうか。

ますます混沌とする世界を考えるうえで、歴史に対する感度や認識は大事。

ここ5年ぐらいの世の流れを池上先生の講義でおさらい。

知らないと恥をかく世界の大問題 (角川SSC新書)/角川SSコミュニケーションズ
¥821
Amazon.co.jp

知らないと恥をかく世界の大問題2 角川SSC新書 (角川SSC新書)/角川マーケティング(角川グループパブリッシング)
¥842
Amazon.co.jp

知らないと恥をかく世界の大問題3 角川SSC新書/角川マガジンズ(角川グループパブリッシング)
¥842
Amazon.co.jp

知らないと恥をかく世界の大問題4 日本が対峙する大国の思惑 角川SSC新書/角川マガジンズ
¥864
Amazon.co.jp

知らないと恥をかく世界の大問題5どうする世界のリーダー?~新たな東西冷戦~ (角川SSC新書)/KADOKAWA/角川マガジンズ
¥864
Amazon.co.jp

こうして俯瞰してみるだけでも、5年で随分と世界の様子は変わってる。

日本国内だけでみても東日本大震災がありましたし、歴史は常に動いています。


(アナログ世代なので手を動かしながら読む、、)

資源、宗教、民族が交わるところに争いが生まれるという視点にはなるほど納得。

米国が向かう先がどこに向かうのか。果たして中国やロシアの覇権争いは。

日本はどうやって生き延びていくのか。

国際社会にどう貢献し、キラリと光る立ち位置を得ていくのか。(沈んでいくのか)

せっかく日本をちょっと外から眺められる今の環境だからこそ考えたい。

いやがおうにも日本人だなぁと自分を思う機会が多いので。

■ 43冊 (2015年)

UMANO

久しぶりの語学学習ネタ。

語学を「学問のスズメ」カテゴリーにするのに抵抗があるのは何故でしょう。

おそらく語学を筋トレのような、楽しくないけどやらなきゃいけないルーティン、と同じカテゴリで捉えているからかもしれません。(語学ヲタクではありません)


(ようやく読書・勉強に使える休日のお気に入りカフェが定まりました)

広義では人生の幅を広げるために必要な語学能力ですが、目の前では仕事。何言っているのかわからなければ仕事になりません。

話す方は相手に聞く気があれば聞いてもらえるので、最大注力すべきはやはり耳。聞けないものはしゃべれない、というところもありますし。

通勤時にニュースを聞いてましたが、今ひとつ広告が多いのでアプリ導入を決定。もっと早くやれという話ですが、腰が重いというのはきっとITが得意でもないから。

いくつか見比べてUMANOというアプリを無料ダウンロード。
これが素晴らしい出来栄え。

色々なジャンルのニュースやトピックスの朗読を聞いて運転中が英語の時間に。(最近ついつい日本語のPOPSなど聞いて運転していた自分に喝)

「一生使える英語を手に入れる最後のチャンス」と記した4ヶ月前の自分。6ヶ月間の単身期間を擬似語学留学期間とした初心に帰らなくては。

という訳で、車中は日本語曲は基本禁止、英語学習専用空間とします。(家族車はまた別で、おそらく子供DVD空間となります)

在庫とかファイナンスとか

在庫管理とか事業投資のためのファイナンスとか。

今まで殆ど使用してなかった知識にも日々登場頂く必要が出てきてます。

基礎が固まってないと応用が上滑りしてしまいますので、一通りおさらいも。

議論の中で使えるよう定義を確認したり、それぞれの関係性を今一度整理したり。

図解でわかる在庫管理 いちばん最初に読む本/アニモ出版
¥1,728
Amazon.co.jp

世界一わかりやすい在庫削減の授業/サンマーク出版
¥1,512
Amazon.co.jp

適正在庫の考え方・求め方/日刊工業新聞社
¥2,052
Amazon.co.jp

在庫戦略は一部の業態の経営戦略に直結するものだなぁと、おさらいしつつ再確認。

在庫をただ寝かしておくなんて、現金を倉庫に閉じ込めておくようなもの。

ロケーション管理や、在庫戦略についてはもう一段レベルを上げて学ばないと。

さて、どんなテキストがあるのか調べるところから。

企業買収/中央経済社
¥3,456
Amazon.co.jp

しかし、会社なんて買ったことないから実感わきませんね。

家とか生命保険とかの比じゃないレベルの買い物です。


(扶養家族その1、その2)

家族養っていくために、おとーさん、社会で陳腐化しないように頑張ります。

脳内OS、ちゃんと自分で入れ替えやアップグレードしないと、生きてけないもの。

日本語でおさらいしたら、次は英語の入門書だなぁ。

語彙がついていかないと、そもそもキチンと議論ができない気がする。

読書って感じではないけど。

■ 44冊 (2014年)