「一万冊プロジェクト」カテゴリーアーカイブ

最近の濫読

本年は200冊必達と決めていますが、少しタイトになってきたかも。

ここのところ読む時間がとれません。


(たまには家族で寿司など)

寿司屋のかみさん うまいもの暦 (講談社文庫)/講談社
¥価格不明
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寿司屋のかみさんお客さま控帳 (講談社文庫)/講談社
¥617
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これは読んでいるだけで生唾わきまくりな寿司屋のおかみさんエッセー。

お店に読者がおしかけるのもわかります、本当に美味しそう。

オーパ! (集英社文庫 122-A)/集英社
¥1,037
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オーパ、オーパ!!〈アラスカ至上篇 コスタリカ篇〉 (集英社文庫)/集英社
¥1,037
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久しぶり、というか25年ぶりぐらいに再読。

好きで結構読んでいた割には、釣りにも未開の地にも手は出しませんでしたが。

釣りキチ三平の小説版のような感覚で読んでいた気がします。

同じくC.W.ニコルさんの一連のエッセーも貪るように読んでいたなぁ。

看守眼/新潮社
¥1,836
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深追い (新潮文庫)/新潮社
¥637
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横山秀夫さんは、傑作の64を読んでしまうとどうしても比べてしまうなぁ。

未読はまだまだあるようですが、ここで一旦中締めとします。

麦酒主義の構造とその応用力学/集英社
¥1,258
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なんだかよくわからぬままに読んでしまうのが脱力系シーナ本。

さて、年内に残り32冊。

図書館で借りても返す時間がないので、Kindleで少しまとめ大人買いしとこ。

?? 168冊(2015年)

最近の濫読

なんとなく無意識に選んでしまうのか。

ここのところ40代や50代の生き方を模索している気がします。

架空取引 (講談社文庫)/講談社
¥700
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密命/講談社
¥1,944
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これで商工会の図書館の高任作品も全て読み終わり。

高任さんは50歳で早期退職され著作に専念。やはり幸せだったのかしら。

読後、色々と考えさせられました。

人生教習所(上) (中公文庫)/中央公論新社
¥637
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人生教習所(下) (中公文庫)/中央公論新社
¥637
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久しぶりの垣根涼介さん、まぁまぁ。

どうやら、君たちに明日はないやヒートアイランドの両シリーズの最新作が未読。

微妙に筋を忘れてしまっていると、ちょっと手が伸びづらい。

“ナイルパーチの女子会/文藝春秋
¥1,620
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ランチのアッコちゃんのイメージでいたら、こんなおどろおどろしいのもいけるのね。

でも、怖いけど目が離せない良作◎。

屈折率 (講談社文庫)/講談社
¥967
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中年のファンタジー、流石にそれはないでしょう。

大田区蒲田の名経営者は身近なところで1人良く知っています。


(ジージ?)

ラスト1冊は心の清涼剤。

文庫書き下ろしシリーズ10冊の締めくくり、ようやく読ませて頂きました。

天の梯 みをつくし料理帖 (ハルキ文庫)/角川春樹事務所
¥670
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よかったね、下がり眉。そして野江ちゃん・・・(小学生並みの感想)

巻末の番付を広げ、二度泣きさせられた40歳。憎いわ、この演出。

高田さんの次回シリーズが待ち遠しい。

■ 161冊(2015年)

武士道ジェネレーション

いやはや、見事に一本取られました。

この言葉の使い方があっているかもわからない素人ではありますが。

武士道ジェネレーション/文藝春秋
¥1,620
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武士道シックスティーンからはじまる3部作のその後を描く見事な一作。

切れてますね、そして見事に一本筋が通っております。

誉田先生、他の警察小説なども読ませて頂きましたが、自分はこれが一番好き。

武道というカテゴリーでは、こちらも好きな、帯ギュ的な爽やかさ。

人はなぜ生きるのか、という問いに対する玄明先生の言葉がまた素晴らしい。

「・・なぜ生きるのかではなく、どう生きるのか、誰のために生きるのか・・・そう考えてはいかがと、お答えするようにしております。」

自分自身も、なぜ生きるのかではなく、どう生きるのかに意識を向けたい、

そう強く思わせるだけの説得力に溢れておりました。

2015年読了のTOP3に間違いなく入る作品シリーズ。

天空の蜂 (講談社文庫)/講談社
¥918
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債権奪還 (講談社文庫)/講談社
¥720
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どちらも良作。

妻に先立たれ早期退職しアル中気味の中年の話を読んでると妻に説明したところ、

あんた一体何をそこから学んでいるのか?という顔をされる。確かに。

■ 154冊(2015年)

最近の濫読

2015年も残り3ヶ月となりました。(早っ)

今年中の必達目標とおいている一つが200冊濫読の達成。

2007年~2011年の4年間は200冊以上読めていたのですが、

2012年以降は、170冊、156冊、108冊と減少。

これは長女の誕生、米国赴任に伴う車通勤への以降、と明確な背景はあるのですが

やはり、40歳の1年で読書習慣を再インストールしたいと昨年末に目標設定。

(→来年は200冊復活)


(親も読書する姿を子供に見せたい、自分がそうだったから)

数冊、江戸(山本一力ワールド)を離れて、現実世界へ。

架空通貨 (講談社文庫)/講談社
¥788
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まだ未読の池井戸作品があることに本棚で気づきました。

やはり元銀行員という経験を活かした作品。

クライマーズ・ハイ (文春文庫)/文藝春秋
¥778
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影踏み (祥伝社文庫)/祥伝社
¥710
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同じく、64が衝撃的でした横山ワールドですが、こちらは元地方の新聞記者。

おそらく警察を担当されていたのでしょう。(察キャップとか?)

リアルな地方新聞社の内情、巨大な官僚組織の末端の地方警察内での葛藤。

さらにはその先のプロの窃盗犯の世界まで垣間見せるとは、凄い。

エリートの転身/光文社
¥1,234
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そして少しずつ読んでいる高杉良作品。

舞台は1970年代だったり、1980年代だったり少し古いのですが、

それでも会社という組織で繰り広げられていることは常に似たような筋書きな訳で

妙に共感して読めてしまうのです。(自分はエリートに使われる立場ですが)

残り3ヶ月で39冊。

最近雑誌を読み始めたので(danchuとか)少し濫読ペースダウンしてますが、

余裕をもって12月28日には達成するようペース配分したいと思います。

■ 151冊(2015年)

64

残念ながらゴルフの結果ではありません。(思った人もいないはず)

いきなりプロ並みのアンダーパーが出るはずもなく。

64(ロクヨン)/文藝春秋
¥2,052
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久々にずっしり濃厚な大作でした。(600ページ超)

横山先生の著作は半落ちに続く2作目、どちらも警察小説です。

読了後に、思わず深呼吸してしまいました。

(ここからネタバレ、これから読む方注意で)

それにしても娘を持つ父親としては、あゆみはどこなんだーと叫びたい。

頼むからもう少し帰ってきそうな結末にして欲しい。(暗示とかじゃなくて)

美人の妻に似ず、鬼瓦みたいな旦那そっくりな顔の娘というのも切ない。

鬼瓦ではないが、娘達が妻に似なかったらどうしようかと不安になる。

そして警察小説ではあるが、仕事とは、自らの職分とは考えさせられる。

目の前に与えられた仕事は天職ではないかもしれないが、やるべきことはある。

組織の中で働く人にはきっと共感できるものがある、そんな珠玉の一作です。

花明かり 深川駕籠 (祥伝社文庫)/祥伝社
¥799
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世界基準の上司/KADOKAWA/中経出版
¥1,512
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安定の山本作品で江戸注入、あとはたまにはビジネス書で上司力を探る。

こうして考えると料亭の女将や、老舗の商家の旦那、渡世人の親分は上司力が高い。

?? 148冊(2015年)