2017年7月の読書ログ

前月の読書ログのラスト、「よし、7月こそ・・読むぞ」の自分の言葉を頭をかきながら読んでしまった、7月の読書ログレポ。

ま、趣味的な要素もあるわけなので、強制ではなく自然体で。

7月は4冊ほど、ジャンル違う中でかなりのオススメ本と出会えました。まずはアメリカを知る為の2冊。

 

 

「ブラックストーン」はプライベートエクイティの歴史を学ぶのに絶好の良書。(→ブラックストーン

「ジェフ・ベゾス 果てなき野望」は、いまや日々、当たり前のように利用しているAmazonというモンスター企業の歴史、創業者であるジェフ・ベゾスを知るための格好の一冊。そう言われると、あまりAmazonについては、AppleやGoogle、Facebookのようには知らないかも。当初はネット上の本屋でしたからね。

彼が幼少の頃ヒューストンで育って当時から天才児だったなんてことも、これまで知りませんでした。育ての父親はオイル&ガス業界の方ですし。

うってかわって、オススメ小説を2冊。

 

ためしに読後の感想を書いてみたのですが、面白い本とはいえ、面白そうに紹介するのは難しいものですね。

■ →蜂蜜と春雷

■ →七帝柔道記

 

イタリアから日本を見つめる塩野さんのエッセー。僕も一応、米国から日本を見つめているはずですが、果たしてこのような含蓄の言葉を吐けるかというと、いやはや。。やはり国家の盛衰というものを、歴史を調べ、その物語をつむぐことで見えている何かがあるのではと思います。

 


戦略思考を学ぶ本を二冊。大活躍されている元同期の著作と、大前さんのなんと処女著作。これが日立の技術者からマッキンゼーのコンサルタントに転職されての初の著作の新装版。もう40年前の著作ですが、いまでも色あせない鋭さが随所に感じられます。

人生は計画的に・・・はつまらない言葉だと思いますが、なにごとにも戦略的に取り組むこと、思考することは必要だと思います。

 


美味しいものに出会いながら、こんな文章が書ける人生を送りたいものです。

 


とりあえずドラゴン桜を娘が読める歳になったら、さりげなく置いておくところからはじめるか・・・って、その頃は東大に行く意味も薄れているかも。。

 

米国にいるからこそ、あえて客観視してみたい日本の近現代史。太平洋戦争関連もまだ未読の積ん読になっています。

 

読み応えのある本達が多かったので冊数としてはわずか13冊。でも満足度は相当高かったです。

30歳から、年間200冊読むのを50年続けると一万冊・・・ということで立ち上げてみた一万冊プロジェクト(→一万冊プロジェクト)。間違いなく、公開減量生活と並ぶ、死ぬまで終わらない僕の人生二大プロジェクトです。

最初の30代の10年では1,678冊でした。続く40代の10年でも1,500冊は目標に掲げたいと思います。おそらく今が一番時間が取れない時期。そして50代は少しギアをあげ2,000冊へ。

きっと60代から70代は年間2,500冊読めるぐらい時間がたっぷりあるでしょう。但し、心配なのは時間があったとして、それだけの読書量に耐えうる体力があるか、知的好奇心を維持できているかどうか・・。

■ 95冊(2017年)

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